あともう少しだけ

日々の出来事綴ります。やらずに後悔よりやって後悔。

彫刻刀を買う

2015-09-09 22:19:52 | コラム

先日手塚治の「火の鳥」を読んでいたら、ノミとカンナで彫刻を彫るキャラクターがいた。無性に自分もやりたくなった。しかしノミとカンナはちょっとハードルが高いので、代わりに彫刻刀を購入。一緒に10cm×4cmほどの彫刻用木材も買ってきた。彫刻刀の値段2400円はいいとして、木材はこの大きさで400円。その辺の木材の余りみたいなのにぼったくりではないだろうか。訝しんでネットで調べたところ、この手の木材は乾燥させなければ彫っても変形するので、専用の処置が必要とのことらしい。400円はその手間賃か。うん、納得いかん。

とりあえず買ってはみたものの、どうやって彫ればいいのかわからない。そもそも、何を彫るのかすら決めてない。漫画にあったように仏像でも彫ってみようか。よく考えたら木を彫るなんてのは中学校の美術の授業以来のような気がする。とりあえず一筆入魂ならぬ一彫入魂で木に刃を入れてみる。思ったより切れない。切る方向が悪いのか?木目に沿って力を入れれば切れることは切れる。しかし、思った以上に刃がくいこまない。鉛筆削りのカスみたいな木くずが増えるわりに、あまり作業がはかどらない。

黙々と削り続けるに、気がついた。これ根気がいる系の作業だ。ここで初めてネットで「仏像 彫刻 作り方」で検索をかける。トップに出てきたページを開き、読む。

 

 

数分後、私はカメラの手入れをしていた。結論。趣味は性格にあったものを選びましょう。教訓代〆て2800円(税抜)。

 

 


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