あともう少しだけ

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日本語検定実践編

2016-05-02 23:15:10 | コラム

最近仕事中に主語、目的語のない会話をしてしまう傾向がある。気になる。これでは話し相手にも伝わりにくい。以前はもっと配慮できていたのになぜだろうか。新年度になって仕事内容が難しくなったことから、精神的に余裕がなくなったと単純に考えるのはたやすい。でも本当にそれが理由か今一度自問してみる。

ゆったりと考えて、何となくわかったかもしれない。仕事の内容は確かに増えた。しかしそれ以上に仕事の質が変わった。人に指令を出す機会が増えたのだ。冷静に昨年度を思い返すと、上司の指示に従ってそれをこなすという状況が多かった。職場で下っ端だったから。しかし今は状況が違う。人に指示を出して動いてもらうウェイトがかなり高くなっている。自分で動く仕事に対し、人に指示を出す仕事は昨年が9:1だとして今年は6:4と言った所だろうか。指示を出す立場になれば自ずと声を上げることになる。話す内容も受動的なものでなく能動的なものとなる。よって主語、目的語が明確にならなければいけなくなる。つまり「主語、目的語のない会話をするようになった」のではない。指示する機会が増えたので、粗が目立つようになったのだ。そう考えればこの変化はいい傾向なのかもしれない。

頼みごとをするシチュエーションが増えたのは歓迎すべきことだ。一人でやれることはたかが知れている、というのは職場で骨身に染みている。だからチームプレイが必要なのだ。しかし今年はチームの一人として動くだけでなく、自らがチームを先導する立場となった。望む所である。将来を見据えると、この経験は確実に武器となる。自分の成長が約束された所で働くのは正直楽しい。これで給料が低空飛行じゃなければいう事ないのに。


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