あともう少しだけ

日々の出来事綴ります。やらずに後悔よりやって後悔。

船頭多くして船大海オーバーキル

2016-05-05 15:27:56 | コラム

TUTAYAで2日前に「キャプテンアメリカ」、一昨日には「アントマン」をレンタル。絶賛公開中「シビル・ウォー」を見る為の下準備である。そして昨日映画館へ行ってきた。噂の「テラフォーマーズ」も怖いもの見たさで気になるけれど、それとわかる地雷をあえて踏みに行く理由もない。夕飯代わりにナチョス(チーズ味)を買い、単身劇場へ。

私は普段あまり映画に行かない。年に4回行けば多い方である。うち2回は年に2回上映される某アニメ劇場版に費やされるので実質ほとんど行かないに等しい。そもそも少し待てば300円でレンタルできるものを1700円払って見るってのはどうにも気が引ける。とは言っても大画面、大音量かつ大人数でひとつの映像を見るというある種の非日常感は好きだ。とくにアクション映画。音が四方から聞こえてくるライブ感や圧迫されるような画面の大迫力は家では得られない。上映時間は大体2時間半位だったが、だれることなく最後まで楽しめた。特にCG技術をふんだんに使ったヒーロー同士の戦闘は凄まじかった。これを期待して来て、期待したものを見れた感じ。

普段映画をあまり見ない人間が感想を長々と語っても仕方ないので、話についての感想はほぼ割愛。ただ一つだけ気になった。「ヒーロー多すぎないか?」と。作中でも「最近になってヒーローが増えた」様な台詞があったけど、どんどん新しいヒーローが出てきてる。どんだけ地球、もしくはアメリカ守るのに必死なんだ。少し別の国にも分けてほしい。正直過剰供給だ。この流れは完全にプリキュアオールスターズを彷彿とさせる。いや、プリキュアオールスターズが悪いという訳ではないが、キャラが多すぎてストーリーを処理しきれない、出番を出し切れない、ギャラが膨らむ、普通に戦ったら数の利で圧勝してしまうから敵の強さがインフレする、もしくは味方の強さがデフレを起す等々問題点が発生してくるのだ。まぁプリキュアの場合基本となる舞台は日本(しかも関東)のみなので余計ごった煮感が否めない所はある。その点はさすがハリウッドと言うべきか、舞台を全世界に張り巡らせていて窮屈な感じがしなかった。けど、やっぱり多い。余程の敵が出てこない限り完全にオーバーキルになる。まともに戦うとなると、宇宙創造とか時間軸操作とか振り切れた壊れ性能キャラでないとボスとして成り立たなくなる。だからこそ今回は同士討ちという流れなのだろう。しかしあれだ。キャプテンアメリカってアイアンマンと善戦できる位強かったんだ。正直見くびってましたすみません。

アベンジャーズ4も作成中らしいけど、「ヒーロー大過ぎ」問題をハリウッド流にどう調理するのか気になる所だ。プリキュアについてはもう敵は出さずにキャラをクロスオーバーさせて日常生活をキャッキャウフフしているだけで十分だと思います。


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