酸性梅雨前線

ここのところカラリとした天気が続いていたので忘れていたが、６月は梅雨の季節だった。上旬の雨を皮切りとして順調に空気中の水分が増加していき、現在皮膚の表面に油の膜が張ってるような不快感を覚えている。現在遠くの方で雷が鳴っているが、肝心の雨が降る気配がない。降ったら降ったで一層ジメジメするのは仕方ないとして、少し空気を冷やしてほしい。

梅雨と言えばアジサイの花が咲いている。土曜日の早朝7時のこと、霧が濃かったので近場のアジサイ園に行ってみた。こういう日は花に露がかかっていい雰囲気の写真が撮れそうなのだ。だがしかし。件のアジサイ園、開園は9時だった。忍び込みたい衝動に駆られたが、普通に犯罪行為なので断念した。時間まで待てばいいと思われるかもしれないけど、私の撮りたかったのは早朝のアジサイだ。仕方ないので自分ちのアジサイを撮って我慢した。

ところで、「アジサイの花は土壌が酸性だと青色、アルカリ性だと赤色になる」と先日テレビで紹介されていた。要はリトマス試験紙と同じだ。という事は畑にアジサイを植えればその土壌の酸性度が判るということでいいのだろうか。それなら農作業に役立つような気がするけど、アジサイの花が咲くのなんて一時だし、その為だけにわざわざアジサイを植えるのも面倒な感じがする。然るべきキットがあればすぐ判別できるわけだし。カタツムリとか出てくると気持ち悪い。子供の頃は平気だったのに今は嫌悪感がある。何故だろう。見つけたら即刻塩かけて始末したい。どこかで聞いたが、あれは砂糖をかけても溶けるらしい。それはそれで試してみたい。海とかに放り込んだらどうなるんだろう。小さくなるのかな。あ、プール開き今月だった、そう言えば。塩素が溶けてるからプールの水はアルカリ性・・・か？最近の炭酸水ブームに乗っかって炭酸プールとか、どこかの物好きがやってくれないかしら。すごいスッキリしそう。すごい維持費かかりそう。二酸化炭素がプール一面に立ち込めて酸欠で死にそう。ああ、頭冷やしたい。せめて炭酸水を頭からかぶりたい。