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【安心感から】第17節 岡山戦【危機感へ】

2022-05-21 21:30:20 | トリニータ2022

この試合を受けていろんな感想をお持ちかもしれないが、おそらく皆さんが思っているよりかは悲観的に捉えています。

 

幾度となく訪れた決定機をことごとく逃し、時間が経過するにつれ「こういった試合が1点に泣く結果になりがち」ということが頭にちらついてきた。まさにその1点に泣かされた結果となった。

 

アディショナルタイムの判定に納得いかないのは同意だが、自分たちが決定機をしっかりと決めていれば勝ち点を持ち帰れていた。井上も藤本も高い位置でチャンスを何度も演出していたが、ともに同じくらい決定的なチャンスがあった中で得点には結びつけられなかった。評価できる一方で、チームを救えなかったことに対する責任も感じてもらいたい。渡邉もフリーになったシーンは決めないといけなかったね。

誰もがヒーローになるチャンスはあったけど、まるで譲り合うかのように決定的なチャンスを逃しまくっている。この試合に限らず、大宮戦からずっと感じてきたことだ。

 

 

監督のコメントで「今の内容をやり続けること」と言っていたが、継続することで決定力が格段に上がるとは到底考えづらいのが素直な感想。コンビネーションで崩すにしても個でこじ開けるにしても、少しずつであっても変える意識が無いと効果は生まれてこない。これは昨年からも出来ていなかったことで、課題を先送りにしていたから降格したわけだし、昇格争いにも絡めていないというのが現状である。「継続」という言葉を聞いてシーズン当初は安心感があったけど、今は危機感しか沸いてこない。

あと、守備のところも反省してもらいたいとコメントにあったが、それは絶対に違うと思っている。この試合で守備のせいにされたら俺がDFならやってられるかと思うわな。攻撃にスイッチを入れられなかったという点に関しては反省してもらいたいけど、失点に関しては岡山にターゲットになれる選手が多数いるから守備の枚数が揃っても失点は起こりえることだし、上夷がスクランブル的に投入されたことを考慮すれば1失点は及第点の結果と言える。

 

 

唯一この試合で評価できる点は、球際でしっかりと戦えていた部分だと思っている。この部分は監督から発破をかけられた効果が出ているなと思っていて、セカンドボールを多く拾えて90分通して支配できていたのは球際の部分が効いていた。

ただその代償かもしれないが、高畑や伊東が負傷交代したように体力的な負担も大きかったように思った。野村を早めに下げたのは無理をさせたくなかったのかなという意図であれば納得できる。

とはいえ球際を強くいく姿勢を継続しなくては勝てる試合も勝てなくなる。次の秋田戦はまさに球際オブ球際のチームで、気持ちの部分で負けていては相手の思う壺となる。連戦できついかもしれないが、大分に乗り込んでくる相手のほうが遥かに体力的にもきついはずだ。

リーグ戦で連敗してサポーターから厳しい声も飛んでいるかもしれないが、昇格しなければならないという目標を掲げているのであれば現状に対する批判は受け入れなければならない。もちろんそれは選手だけでなく、監督やフロントも感じてほしい。辞めるという意思表示はしなくてよいが、現状についての説明は早急にしてもらいたい。

 

とてもじゃないが、昇格という言葉を出すレベルにはない。早く昇格を意識できるポジションに戻すには、勝ち点3を積み重ねるしかない。秋田戦で気持ちだけでなく、結果にもこだわってもらいたい。

 

 

じゃこの辺で

 


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