亀と鴎の挑戦

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トリニータ総集編2022 Part2「ベストゲーム・ベストゴール等」

2022-11-23 08:15:06 | トリニータ2022

今シーズンのベストゲーム、ベストゴール等を発表したいと思います。もちろん良い部分だけでなく、ダメだったところもしっかりと振り返っていきたいと思います。

 

 

<ベストゲーム>

第3位 第23節 熊本戦

プレーオフ圏内に滑り込んだ快進撃はこの試合がなければ生まれてなかったといっても過言ではない。ホームでは悔しい負けを喫し、順位も上なだけに難しい試合が予想されたが、中川のヘディングと渡邉のシュート、さらにアディショナルタイムでの足攣った三竿のチェイシングなど勝つための気持ちを前面に出してくれた。リーグ戦初スタメンとなったユースの保田も堂々と戦えていて、この試合で得られた経験と自身はチームを大きく成長させるものになった。

 

第2位 第13節 千葉戦

ホームの千葉戦も劇的勝利であったが、やはりスコア、内容ともに完勝であったアウェイ戦を選ばずにはいられません。

高畑の地を這うようなミドル、下田のビューティフルフリーキック、藤本のリーグ戦初ゴールと見どころ満載。さらに弓場のリーグ戦初スタメンと初のフル出場もあってめでたい事づくめであった。

本来であれば1位にしたいところであったが、現地で観戦できていなかったので1位と2位との差は現地観戦の有無だけである。

 

第1位 第40節 横浜FC戦

とにかく1位にすべき条件が全て揃っていた。負ければ目の前で昇格を決められる屈辱、逆に勝てばプレーオフ進出が決まる1戦。梅崎や下田がゴールした時点でこの試合の価値は高いものとなっていたが、更にそれらを掻っ攫うかのように野村の魂のこもったミドル。現地で見ていてこれ以上にないくらい喜びを爆発させた。

さらに雨のコンディションもあって、過酷であるほど勝利できた時のインパクトが大きく残るものである。過酷な環境であったからこそ1位に選出したようなものだが、やはりできることであれば屋根付きで快適に観戦したい。

 

 

<ワーストゲーム>

第3位 第16節 熊本戦

九州ダービーなので何が何でも負けられない、というのはサポーターが勝手に思ってるだけなのかなと言いたくなるくらいピリッとしない負け方だった。キックオフから1度もボールに触ることなく16秒で決められたシーンも残念であったが、さらに残念なのはまだ時間があるにも関わらず反撃できたのは後半に入ってからであったこと。これが現地観戦であったら、悪い意味でもっと違った感想を持ったかもしれない。

 

第2位 第4節 長崎戦

「あれ?今年やばいんじゃね?」と今シーズン最初に思ったのがこの試合。良いところが長沢の先制点くらいで、あとは長崎のストロングをこれでもかと見せつけられた結果となった。

トリニータ何やってんだ、と思う一方でシーズン開幕前に長崎を1位に予想していた自分としては予想通りの結末になったことへの優越感は多少なりとも感じていた。このまま長崎が独走すればワーストゲームに選出することは無かったと思うが・・・。

 

第1位 第41節 山形戦

選手たちにはそんな気持ちは一切ないと思ったとしても、プレーオフ進出が決まって気が緩んだと言われても仕方ない試合になってしまった。ミスが絡んで苦しい展開となってしまったが、1点を取り返せば状況が変わるかもしれないという中で結局1点も奪えなかったことも痛すぎる結果となった。ベストゲームに選出した横浜FC戦から一転、プレーオフを戦ううえでヤバい空気にさせてしまった時点である程度結末は決まっていたかもしれない。結果論だけど。

 

 

<ベストゴール>

第3位 第13節 千葉戦 高畑奎汰

ミドルシュート自体も素晴らしいが、これまでJ1の舞台で辛酸をなめてきた高畑が決めたからこそ、より一層価値のあるゴールとなった。おそらく練習中ではバンバン決めていて、片野坂前監督もそれに期待していたからこそ起用していたであろう。あまりにもイメージ以上のシュートとなって、喜び方がわからないような感じになったのも評価するポイント。

 

第2位 第30節 町田戦 サムエル

早い、巧い、強いの三拍子が揃った、UFOもびっくりの鮮やかなゴール。現地で見ていたが、サムエルにボールが渡った瞬間からゴールに吸い込まれるまでがあまりにも一瞬の出来事だったので、同点になった瞬間は頭の整理ができずにいた。ネットの縦パスも素晴らしく、シーズンの途中まではこれがベストゴールのつもりで総集編をまとめようと決めていたくらい。まさかそれを上回るゴールが出てくるなんてな・・・。

 

第1位 第40節 横浜FC戦 野村直輝

ベストゴールになるための条件はシュートの巧さ、強さ、ゴールまでの過程が大事なのは勿論のことだが、更に評価を高める点として試合環境や対戦相手のレベルなどのシチュエーションも大事なポイントとなる。回数はカウントしていないが、何度もリピート再生したくなるゴールはそれだけでベストゴールに値する。

野村のゴールはシュートセンスは言うまでもないが、大雨の中で飛び出したミドルシュート、それも古巣相手に決めてくれたということで加点ポイントはいくらでも出てくる。ベストゴールの時と重複するのであまり多くは語らないが、現地で見れたという点も高評価となった。

 

 

<被ベストゴール>

第3位 第4節 長崎戦 奥井諒

ワーストゲームに挙げた長崎戦からの選出であるが、このゴールはブログレポートの中で「圧巻」と評価していたくらい純粋に素晴らしかった。このゴールが決勝点となっていればワーストゲームに選出はしなかったであろう。

シュートは打たないと何が起こるか分からない、とお手本を見せるかのように決めてくれた。ちなみに俺はミドルシュート禁止令を敷く監督にはライセンスをはく奪してもらいたいと思っている人間です。

 

第2位 第3節 横浜FC戦 山下諒也

スパイクが脱げて、そのままの流れで靴下の状態で決められたらさすがに凄いと認めるしかない。脱げた直後のドリブルも含めて、とても素足とは思えないくらいのテクニックを披露していた。どちらかというとスピードが売りの選手だと思われるが、意外な一面を見れたことに横浜FCのみならず東京Vサポーターも驚いた人が多いのでは?

 

第1位 第11節 金沢戦 杉浦恭平

松田のパスから杉浦が決めるまでの過程が素晴らしすぎた。松田のパスは最終ラインとGKの間の絶妙な場所に送り込み、それが三竿と高木のどちらが対応するか一瞬迷わせることになった。そしてパスを受けた杉浦はトラップからシュートまでの動きがイメージ通りで、もし一呼吸置いていたらおそらくペレイラが間に合っていたであろう。痛い先制点となったが、こればかりは相手を褒めるしかない。

 

 

来年もJ2の舞台で戦うことになりますが、年末に悩ませるくらいの素晴らしい試合とゴールが多く飛び出してくれることを期待したいと思います。

 

じゃこの辺で


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