亀と鴎の挑戦

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【覇気を】第32節 横浜FC-大分【取り戻す】

2024-09-21 22:33:19 | トリニータ2024

当日は土曜出勤日でした。ちょうど帰宅したタイミングでキックオフを迎えました。

 

トリニータにとってはどんな相手であっても難しい試合になるが、やはり首位相手となれば余計に意識してしまうものである。それでも前半から積極的に奪う姿勢を見せ、フィニッシュまでやりきる形を表現してくれた。

要因としてあるのは、今季初スタメンの池田にあるのかなと思っている。絶妙なポジショニングで受けることができ、簡単に奪われることなく味方にパスを送ることができる。これまでの試合でも調子の良さは伺えたのでできれば早めにスタメンで見たいなと思っていたが、首位相手の大一番に間に合うことができた。怪我人の復帰が最大の補強と言われるかのように、潤滑油的な存在を見せてくれた。

 

前半のうちに先制できればと思っていたが、うまく裏にパスを出され、キーパーが中途半端なポジションをとっていたところを冷静に流し込まれた。濱田のミスであるけど、せっかくピッチに近い三ツ沢であるからサポーターの声で「下がれ!」と言えば防げたかもしれない。(さすがに無理があるか。。。)

前半をリードされた形で折り返したが、不思議とこれまでの試合のような絶望感は無かった。

 

 

この試合は片野坂監督の交代カードの切り方が全て当たっていたように思う。前半から池田に比べて野村がイマイチに感じていたので、早いタイミングで髙橋大悟にシフトしたことで勢いをさらに加速させることができた。

そして、ワントップの鮎川をギリギリまで交代を粘らせることにより、同点ゴールを生むきっかけとなった。鮎川だからオフサイドか否かの意見が分かれるタイミングでの抜け出しができたけど、たぶん長沢であればあそこまでスピードで裏には抜け出せなかった可能性が高い。

もちろん、長沢が投入されてからの役割はチームを大きく助けることになり、前線でのターゲットは相手の守備を惑わすことが期待できたし、セットプレーでの守備も高さで安心感をもたらすことができた。同時投入した屋敷も前線でハードワークを見せてくれたし、突き飛ばされたプレーがノーファウル判定されたのは納得いかない。

相手が放り込むしかないという時間帯になったときはデルランと小酒井の投入で中央を固めることができ、多少の欲を見せつつ、きっちりと同点で試合を終わらせることができた。

勝てはしなかったが、監督の采配がピッタリ嵌ったからか、インタビューでは覇気を取り戻したかのような明るい受け答えをしていました。前節までは見るのが辛いくらい魂が抜けた状態となっていましたが、この試合で準備してきたことが通用したという自信がかけがえのないエネルギーになったと思います。勿論そのエネルギーは監督の力だけでなく、選手たちがピッチで応えてくれたから、そして遠方にも関わらず多くのサポーターが声援を送った力があって生まれたもの。この力はチーム愛がないと生まれてこないし、大きいものになれない。

 

このくらいやれるのならもっと早くからやってくれよと注文を付けたくなるが、今日のパフォーマンスを出すためにここまでの3連敗が活かされたと考えるべきかなと思う。まだ勝ててないので過度な期待は避けるべきだが、首位相手にここまでやれたという自信は必ず残りの試合で活かされることになる。

僕自身、亀祭以降は現地観戦できていませんでしたが、次の藤枝戦からは3試合連続で現地観戦できそうです。選手たちは自信をつけてホームに戻ってくると思うので、そこを精一杯の後押しをするのはサポーターの役割だと思います。声や手拍子がなくても、現地にいるだけで雰囲気づくりに貢献できますので、足を運んで背中を押してあげましょう。

 

 

じゃこの辺で


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