引っ越しの移動中にDAZNで確認しました。ポジティブにもネガティブにも受け止められる試合となりましたが、今後の期待を込めてネガティブ要素が多くなりました。
前半は野嶽のビッグセーブくらいしか見どころなく、宇津元と安藤にイエローカードが出ていた分トリニータが優勢とは言えない内容だったかと思います。
後半に入って早々に、コーナーキックからのカウンターチャンスに野嶽から渡邉新太へパスが通り、GKとの1対1の状況を作り出したが岡山の柳貴博が倒してしまい1発退場。渡邉からしてみたらシュートまで持っていくことはできたと思うが、体を入れることで退場に持ち込めると咄嗟に判断したかもしれないし、見事なまでに相手を誘い出すことができた。これで数的優位となりトリニータに追い風が吹く。
ただ、1人退場したことで、言ってしまえば何も努力しなくてもフリーになる人間を作り出せてしまうので、楽にボールを回せるようになった分遅さが目立つようになりました。もっと高い位置で数的優位の場面を作りたかったが、低い位置にフリーになる選手がいればそちらに出したくなるし、その時間が岡山のブロックを作る時間を与えてしまうことになる。
結局、チャンスらしいチャンスは梅崎のシュートくらいだったんじゃないだろうか。狙い通りの攻撃ができているにも関わらず得点が生まれないのであれば、あとは回数を重ねるしかないと思うのだが、スピードを上げられないことで自ら回数を減らしているような気がしてもどかしく感じてしまった。
数的優位でこれなら、これで失点してしまうことがあれば跳ね返す力は無いと見るのが普通でしょう。
怪我人が多く現時点でのメンバーで頑張るしかないとのことだが、それでも早急に改善してほしいのは右サイドハーフからの仕掛けとクロスの精度。宇津元にしろ松尾にしろ、クロスを上げている場面はほとんどプレッシャーのかかってない場面になるはずだが、長沢どころか誰にも合わずに反対側に流れてしまう場面が多々見られた。左は薩川がなんとか形になっているだけに、両翼が攻撃に絡めないと得点は生まれてこない。
🔵🟡2024明治安田J2リーグ第7節
— 大分トリニータ / Oita Trinita (@TRINITAofficial) March 30, 2024
🆚#ファジアーノ岡山
本日 #株式会社白石 様の想いとロゴを背中に、選手達はピッチに立ちました。
共に創立30周年を迎えた今年。
ここから、共にJ1へ。
🎥試合直前のロッカールーム@shiraishi_group #大分トリニータ #trinita #三位一体 #レゾド1万人 pic.twitter.com/DccFWyKE82
この動画がXで流れた時は、最初は試合後のミーティングかなと思って見ていました。これが試合直前のロッカールームだと知った時は、さすがに試合前と試合中で温度差ありすぎじゃね?と思ってしまった。実際にはそんな簡単な話ではないと思うが、スポンサー様のために何が何でも勝利を掴みとりたいという気持ちまでは感じることができなかった。
ピッチにいる選手たちには、闇雲に出ていくと負けるという感覚はあったかもしれない。前半から末吉に突破を許されていたので、その感覚は最後まで残っていたかもしれない。ただ、たとえ敗戦したとしても闇雲に出ていくくらいのプレーができれば次に繋がる部分は多くあったのかなと思う。そのくらい、今日の引き分けがプラスになるか、ただ1節を消化しただけになってしまったのかは判断が付かない。
それでも、今季4回目のクリーンシートの守備は褒めてあげたい。守護神の濱田はもちろんのこと、数的優位になったとはいえルカオのところは藤原と安藤がしっかりとケアできていたのは頼もしく感じた。守備が安定しているからこそのこの順位だと思うし、これからも続けていきたい。
次はアウェイ群馬戦。おそらく移動にかかる負荷は全アウェイの中でもハードになるのかなと思っている。メンバーを入れ替えている余裕は無いと思われるので大変になってくると予想されるが、勝てない状況が続くとズルズルと下位に沈んでしまうので、ここが正念場のつもりで頑張っていただきたい。
じゃこの辺で
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