最終節は仙台戦。意外にも、仙台戦はアウェイはもちろんのこと、ホームに至っても観戦したことは未だありません。別に避けているわけではなく、本当にタイミングが合わないだけです。
今年のホーム開幕戦のときはまだ関東在住で行けず、アウェイの最終戦は行きたいと考えていましたが土曜に出勤となったため断念しました。是非とも来年はベガルタ仙台戦に足を運びたいと思っているので、そのためには心苦しいが仙台に残留してもらわないといけないです。どうせ残留するならプレーオフで負けるよりも、トリニータが実力で打ち勝って自らの手で仙台を道連れにするという展開を期待していました。
立ち上がりは仙台の固さが見られたため、トリニータのほうが狙い通りの形が作れていました。ここで先制できれば一気に流れに乗れるかなと思っていましたが、デルランのオウンゴールで仙台に得点を与えてしまう。これで3試合連続でゴールを流し込んだことになるが、こういったオチがついてくるところもまたデルランっぽい。
前半は0-1で折り返し、後半の立ち上がりに野村に替えて渡邉が投入される。決してポジティブに考えられる交代ではないかなと思っていたが、どうも怪我で間違いなさそう。野村はほぼフル稼働で疲労も溜まっていることであろう。長いオフでしっかりと休んでいただきたい。
野村がいないことでゲームの組み立てもままならず、仙台に2点目を奪われてからは思うような形を作れない。今年ずっと見てきた流れになってしまうが、パスを繋ぐというよりも自分たちが楽な選択をしてしまうせいで、相手にとって守りやすい状態となってしまう。時間だけが過ぎていき今シーズンのラストを告げるホイッスルの瞬間が刻一刻と近づいていく。
薩川のフリーキックで見せ場を作るも、1-2で敗戦し16位でのフィニッシュとなった。
今シーズンのトリニータはかろうじて10勝を挙げることができたが、内訳は以下の通りとなる。
藤枝×2 熊本×2 群馬×2 鹿児島 甲府 いわき 秋田
勝てた相手で最高順位にあたるのが、いわきの9位となる。横浜FCに2分けと健闘したと受け取れる試合はあるものの、トリニータの立ち位置は素直に反映されていると思う。開幕時と比べて内容は良くなってきていると思うが、同じくどの対戦相手も試合をこなす毎に良くなっているのは当然のことで、逆にトリニータはその成長曲線から遅れをとっていたのがそのまま成績に反映されたのではないだろうか。シーズン中に悪くなったわけでもなく、良くなったわけでもない。勝てる相手に順当に勝ち、強い相手には波乱も無く勝利を掴めないというのが今年のトリニータである。
「J2にいるべきチームではない」というプライドを捨て、まずは長い目で成長戦略を作っていき、J2に定着できるチーム作りを目指してほしい。とりあえずJ2にいるうちはJリーグ退会のリスクから離れることができるので、モチベーションもある程度は維持できると思う。Jリーグ退会という余計なレギュレーションを作ってしまったばかりに、J3の場がよりギスギスしたものへと変わってしまった。チーム作りをやり直すという理由でJ3に戻るという言い訳は通用しない。何が何でもJ2だけは死守しなければならない。
そのための指揮官は片野坂さんに継続するとなれば変わらずサポートは続けるが、片野坂さんにはこれからもトリニータを支えてもらいたいし、その形は監督でなくても叶えられるはず。監督業は必ずしも成功が約束されているわけではないが、納得のいかない別れ方だけはしてもらいたくないものだ。
まだプレーオフが残っているチームはあるが、一応トリニータの全日程が終了したということで、今年も総集編の投稿をやりたいと思います。例年通りの規模でやりたいなと思っています。
実を言うと今シーズンの選手たちが良くも悪くも真面目すぎるということもあって、トリニータ名言集のネタはほとんど集めきれていません。全く発言をしていないわけではありませんが、僕の目に留まって「これだ!」と思わせるものが今年は特に少ないです。せっかく今年から、これまで引き出し役でノミネート対象外としていた伊佐も加わるようになり、全選手で競えると思っていたのだがこのままだと今年はやりませんという事態になるかもしれない。僕のほうもなんとか探し出す努力はしますが、実際にトリニータ名言集の企画をやるかどうかは年の瀬までわからないです。
トリニータ総集編は12月頃にぼちぼち上げることにします。まだ30周年企画の「大分県内でトリニータを感じられる場所巡り」と「トリニータ30周年テーマ別ベストイレブン」については完結できていませんので、こちらも年内で完了できるように準備を進めていきます。
じゃこの辺で
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