亀と鴎の挑戦

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【That is】第4節 清水-大分【seamless】

2024-03-17 10:46:28 | トリニータ2024

現地で観戦してきました。言うまでも無く完敗です。よく「10回試合すれば1回くらいは勝てるよね」という言われ方をしますが、今日の内容を見る限りだとその10回やったとして、今回が最も勝つ可能性があったんじゃないかなという気持ちにさせられました。そのくらい手も足も出ないくらい清水が強かったです。

それでもトリニータが強くなっていくことを願って、ちゃんと振り返っていきたいと思います。

 

 

 

清水のスタジアムに行ったら、一度は1階席で観戦してみたいと思いました。今回がそれができるチャンスかなと思いましたので、1階席のチケットを確保しました。選手との距離は近くて観戦するのに最高でしたが、トリサポの応援が角度的に見れず諦めるしかないです。1階席には青いユニを着ている方はそこそこいました。

 

 

 

 

清水は前節で長崎に大敗したということもあり、開始早々から強度高く襲い掛かってきました。なかなか前線にボールが収まらず、守備に追われる展開が続きました。

 

 

前半のうちからピンチは何度も訪れたが、濱田の好セーブで窮地を救ってくれました。この写真のあとに濱田が2回防ぐ好セーブがありました。

前半を1失点で終えたのは間違いなく濱田の活躍があってこそ。失点シーンは香川が繋ごうとして引っ掛かったところから起点となったが、そこ以外でも大きく逃げればいいところを繋ぎに行ったりする場面を見かけたし、それは香川だけでなく他の選手も言えること。敢えて弁解するとすれば、大きくクリアしたとして結局拾われて苦しくなるだけなので、それなら少しでも敵陣に押し返す可能性があるように繋ぎに行ったのであればこの失点は生みの苦しみで片づけられる。ただそれをミスと認めてしまうのであれば話は別で、まだまだピッチにいる選手で方向性が固まっていないといえる。

 

 

2失点目は個の力で片づけてもよいかもしれないが、理想を言えば同じようなプレーをトリニータにやってもらいたいと思っている。香川や野嶽も同じようにやれるポテンシャルはあるかもしれないが、清水の守備の技術が高くて、対面しているとこれは無理だなと選手ならではの感覚に陥るかもしれない。そのせいでブレーキがかかって後ろに戻すプレーを何度も見かけてきたけど、ポゼッションは上がるけどシームレスサッカーからは遠ざかるのかなと思っている。

個人的には、少ない時間ながら推進力をアピールできている薩川をもっと長い時間で見てみたいと思っている。

 

とにかく前線に収まらないことが終始苦しむ結果となりました。伊佐どころか、2列目にすらまともに前を向けさせてもらえず、チャンスらしいチャンスはセットプレーでの藤原のシュートのみ。それ以外は権田を脅かす場面どころかボールを手で触る場面も他にあったか思い出せない。技術のある清水にとって、伊佐や中川のプレスは脅威と思わないくらいに飄々とかわしていたので、攻撃面に関しては褒められる部分がほとんどないのが正直な感想。

ただでさえ技術で違いを見せてくる清水が、秋葉監督になって泥臭く走り回り、強度を増してプレーしてこられたらもう手も足も出ない。なんで前節に長崎(下平さん)に大敗したのか理解に苦しむくらい。おそらくシームレスサッカーの完成系ってこの試合で清水が見せたような形なのかなと思っていて、そこを目指すのであれば期待はできると同時に、まずは意識から変えていかないといけないなと感じてしまう。「あれがシームレス」だと思ってトレーニングに励んでいければ、目指したい形は見えてくるのかなと思う。

 

 

 

あまりにも力の差を見せつけられたので、サポーター達も何と声をかければよいか迷ったのではないでしょうか。基本的には拍手を送る方が多いように見えた(上段のサポーター席はあくまで推測)が、おそらくその多くは好セーブを何度も見せた濱田に向けられたものでしょう。正直な話、わざわざ遠方まで来て、チケットを払う価値を見出してくれたのは濱田のおかげであるし、フィールドプレーヤーはもっと成長してもらわないと困る。今シーズンが始まってから、2点目が取れそうな空気を感じたことはほとんどないので、早めにその空気を吹き飛ばしてくれることを期待している。

藤枝戦のレポート時に、「清水戦は今ある自分たちの形がどこまで通用できるかを出し切ってもらいたい」と期待していたが、片野坂監督のコメントを見るにやはり消化不良な部分はあるのかなと思った。この試合が無駄になってしまうかどうかは、次の鹿児島戦と栃木戦にかかっている。どちらもトリニータよりも順位は上なので、変なプライドを持たずにシームレスサッカー挑戦者という気分で挑んでもらいたい。

 

 

以下、専用スタジアムならではの選手クールダウンを間近で見れた様子。こうした姿を見せられると、やはり次はきっと良くなるのかなと期待してしまう。

 

勝ちロコのリズムに逆らうかのようにクールダウンをする野嶽

 

 

小酒井とペレイラはダッシュの繰り返し

 

 

 

地元が静岡ということでスタンドから多く声を掛けられていた薩川

 

 

即席反省会を行う野村と野嶽

 

 

★お知らせ★

当ブログでもトリニータ30周年企画をやろうとしていまして、現在アンケートを募っているところです。まだまだ回答を受け付けていますので(もちろん2度目以降の回答でもOK)、お時間がありましたら記入のご協力お願いします。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfsaqVCR6DVddXOskm-iWBqEpbwEoyhCW5ymHXy8EfrDZgOzg/viewform?usp=sf_link

概要はこちらを参照ください。

【トリニータ30周年企画】大分県内でトリニータを感じられる場所を教えてください

 

 

 

じゃこの辺で


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