【人生を変えるような】第13節 千葉戦【試合になった】

GWは大分に帰省していたので、しばらくブログはお休みにしていました。千葉戦は自宅でDAZN観戦し、大宮戦は現地で観戦してきました。

昨日関東に戻ってきたのでなるべく早めにレポートをまとめたいと思っていますが、午後には山形へ出発する計画でいますので、今日は千葉戦のみのレポートとし、大宮戦と山形戦に関しては月曜あたりにまとめて投稿する予定です。

 

 

文句なしの快勝でした。現地に行けなかったことがすごく悔やまれるが、帰省のほうを優先させたことに後悔はありませんでした。

どうやら怪我で出遅れていたみたいだが、ここまでろくにチャンスを与えられていなかった高畑が結果を残せたことは大きい。下平さんから「人生変えるような試合にできるように」と送り出されて、見事期待に応えてくれた。これまではJ1クラス相手とはいえ、どちらかといえば期待に応えられなかった印象のほうが強かった高畑。前回の鹿島戦を見ても思ったことだが、やはり持っているポテンシャルは確かなものがあって、それを練習では出せているけど試合では思うように発揮できなかっただけじゃないのかな。

それで片野坂監督の時から辛抱強く起用を続けていたが、自信を無くすとともに出番がなくなった印象。鹿島戦で鈴木優磨ら豊富な前線相手に通用できていたことが自信につながり、そして前述の下平さんの言葉でこの試合にかけるモチベーションを上げることができた。

ゴールシーンだけで判断するわけではなく、積極的な攻撃参加や粘り強い守備も成長をうかがえるポイント。ここからポジションを明け渡さないくらいの気持ちでこれからも頑張ってもらいたい。

 

 

弓場も素晴らしかった。これまでルヴァンカップでの出場経験はあるが、C大阪戦の時とかはどこか迷いながらというか、周りに気を遣いながらプレーしているように感じた。まだまだユース卒2年目だし、ミスを恐れずガツガツいってほしいなと思っていたが、次のG大阪戦あたりからちょっと吹っ切れたような感じを受けた。そして鹿島戦では一流相手に存在感を見せられていたことが本人の自信につながったかもしれない。

鹿島戦と比べれば千葉相手は狙いを出しやすいだろうし、見事に期待に応えてくれた。ボールをたくさん触るポジションなのでミスはつきものだが、どの先輩方もミスを経験して強くなっているので恐れずチャレンジしてもらいたい。

ルヴァンカップは罰ゲームだという人もいるかもしれないが、こうした若手の台頭はリーグ戦でチャレンジするのは勇気がいることだし、今回のグループリーグは強敵ばかりだったので通用すればそれだけで自信につながる。ここからリーグ戦で巻き返すことができれば、ルヴァンカップをやってよかったといえるんじゃないかな。ただ、羽田に関してはもうリーグ戦と天皇杯でしか信頼を取り戻すチャンスがないので、あとは本人の気持ち次第といえる。

 

 

そして3点目を決めた藤本。藤本のコメントを読み解くと、おそらく宇津元にパスを出さなかったのは自分が決めたいという想いがあったのは確かだが、宇津元にパスを出してもきっと決めてくれただろうというニュアンスにも読み取れた。お互いに得点が欲しい中で、藤本としては少ないチャンスを逃したくないという想いがあったはず。あそこで外してしまったら宇津元の評価が上がっただろうし、結果的に藤本の勝負強さが上回った形となる。

これからも得点の形を多く作り出してもらいたい。そして宇津元も早く結果を残して勢いに乗ってもらいたい。

 

 

普通の快勝ではなく、若手の成長が確認できての勝利となった。人生を変えるような試合になったのはおそらく高畑だけではないはず。これからもガツガツやってもらいたいし、ベンチ外にいる選手たちも諦めずにアピールしてもらいたい。こうしてチーム内で競争できる環境こそが、強くするための第一歩と言える。

 

 

じゃこの辺で