三千年前の環状列石、津軽を代表する岩木山の山麓にある縄文遺跡を見学に出かけた。場所は弘前市大森勝山遺跡、岩木山の大規模開発の前の発掘調査(昭和34~36年)で発掘され、後に弘前市により公有地化され保護された。
特徴 ・ 縄文晩期の環状列石遺跡であること(三千年前はすでに弥生文化がはじまっている)
大森勝山環状列石遺跡は秋田の伊勢堂岱遺跡、大湯環状列石遺跡の千年後の遺跡である
・ 列石の場所は整地されている(土木工事が伴っている)
・ 冬至に太陽が岩木山山頂へと沈む地点に立地しており、その線上に大型竪穴建物跡がある
・ 使用目的、方法が不明であるが約250点出土した円盤状石製品
など 県道30号を車で走り、案内板に従ってリンゴ畑の中の細い道を走ると遺跡の案内板がある。
世界遺産登録に向けて色々と工事が始まっているらしく、トラックなど、作業車両が稼働している。
「見学者はこちら」の案内にしたがって遺跡に向かう
発掘されてから一度埋戻しされていたようである
環状列石があった場所は復元作業中のようである 大型竪穴建物跡はすでに復元されている
冬至にはここから見える岩木山に日が沈むのが見られるようだが今日の岩木山は雲で隠れている。
整備工事が終わったらまたしっかり見学したいところである。
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