以下 2012年8月8日記録
【8月8日】
05:00 起床、洗面
05:25 薬服用
05:45 閃輝暗点 06:10治まる
が、立て続けにもう一度閃輝暗点。計2回襲われる
06:30 点滴開始。この点滴は2日に亘って射しっぱなしだそうだ。
(留置針)
06:45 下剤(ニフレック)が配布され飲用開始
09:00 内視鏡室に呼ばれしばらく前の人の処置を待つ
この時間が私には拷問。1時間近く車椅子に座りひたすら待つ。
この部屋は冷房ががんがんに効いて寒い。
冷え症の年寄りが多いのに、病院なのに何故だろう?
1時間位待って呼ばれた。呼ばれたらしっかりお手洗いに行きましょう!
10時前 処置室に入って、冷え症なのでタオルケットを
しっかりかけていただき、点滴の中に麻酔薬を注入し、
ほとんど意識もうろう状態。
それでも意識はあり、長い時間が過ぎてゆく。
腺腫を取り除いた後にクリップをかけているのだろう。。
数回ハサミでぷつんと切るような音が聞こえた。
終わってしばらく横になって車椅子に乗り、医師の結果報告を聞く。
8ミリ大の腺腫は切除され、クリップで傷口を塞いだこと、
クリップは役目が終わったら排泄されますということだった。
意識もうろうの中もっと他にも仰ったと思うが
結果は書類を渡していただいた。
ここからが長い。車椅子で待合に運ばれ、病棟看護師のお迎えが来るまでが
また30分くらいある。
うわっ、段々と気分が悪くなり、今にも嘔吐しそうになった。
看護師が慌てて吐しゃ容器を私の口元に運んでくれた。何とか間に合った。
生水を立て続けに吐いたが、胆汁までは出なかった。
昔から吐きやすい体質というか吐しゃする物が無いと胃液、胆汁も吐いてしまう。
10:50 病室に戻った。吐き気は一向に治まらない。
堪えに堪えたものの、症状は悪化するばかり、ついにナースコール!
今年2年目の若い担当看護師さんが来てくれるも方法が見つからず、
話を聞いてくれるだけ。
それでも心配して何度か来て下さる。
吐き気と全身の力が脱けるようなだるさに見舞われ、気が遠くなりそう。。
オエ~ッ! ギョエ~ッ!
あ、ニフレック(下剤)の容器を誰か片付けて!
あのイヤらしい甘い液体の入っていた容器を見るとよけい吐いちゃう。
わあ、私、もう死ぬかもぉぉぉ
もっと楽に死ねないもんだろうか く、苦しい。。。
死ぬのが恐いんじゃないよ。こうやって苦しみながら、
悶えるのがイヤなんだ!
何時だったか? 消化器内科の担当医師が病室に来て
様子を診に来てくださいました。
点滴に止血剤が入っている所為かも知れない!?
あまりひどいようだと吐き気止めを注射しますよと退室された。
6日に私を支えに来てくださった看護師さんが二人いました。
30分くらいかけてずっと話し相手をしてくださいます。
一人は2010年1月手術のときに担当していただき手厚い看護をしていただいた
S看護師、もう一人は今回初めて世話をしてくださるK看護師。
今日はSさんは勤務ではなく、Kさんが励ましに来て下さった。
で、吐き気止めを注射していただくことになりました。
ようやく症状が治まったのは夕方。
症状が治まると元気を取り戻す私。
考えるに、吐き気ほど全身の精気を抜き取られるものは無いと思った。
家族が来たがその頃は何とか話せる状態まで回復出来た。