フェルメール展
ルーベンス展に続いて、期日時間指定のフェルメール展に行きました。
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とにかく半端なく混んでいました。
ワルラン・ヴァイヤン
「花の画家マリア・ファン・オーステルヴェィク」
やさしいまなざしと豪華なファッションが気になる絵です。
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レンブラント周辺の画家
「洗礼者ヨハネの斬首」
切り離された首とその胴体までも描いています。
サロメのファッションは、いかにも当世風です。
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この辺りまでは、スムーズに観れたのですが、ウィーリンヘンの「港町近くの武装商船と船舶」付近から、船の絵が好きな人々がいたためか、さっぱり動かなくなり、「列は設けてないので、空いている所から観るように」の館内放送が何度も繰り返されるので、この辺りは飛ばして、ウェーニクスの「野うさぎと狩りの獲物」に行きました。
こちらは人の流れがあり、メツーの代表作「手紙を書く男」がよ~く観えました。
一際、華やかで、細部まで美しい絵です。この男性の性格は移り気ですけどね。
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メツー「手紙を読む女」
フェルメールと似た黄色の上着ですね。
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ヤン・ステーンは「家族の情景」と「楽しい里帰り」の2作品が展示されています。
そして、白い廊下を抜けて、フェルメールルームに向かいます。
「マルタとマリアの家のキリスト」聖書のお馴染みのテーマです。
「ワイングラス」サイズ感が充分あり、華やかで、とても美しい作品です。
隣りの「リュートを調絃する女」「真珠の首飾りの女」「手紙を書く女の」の3作品が同じ黄色の上着を着て薄ぼんやりと描かれているのに対して、こちらは鮮やかなドレススタイルですし、細部まではっきりと描かれています。
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有名な「牛乳を注ぐ女」
フェルメールブルーが鮮やかで、細かい光の描写が見えます。
9月に大塚国際美術館でこの作品をくっついて観たのですが、あちらは室内が少し暗かったせいか、オリジナルのこの作品の方が色鮮やかに感じました。
小さめサイズのため、乗り出して観る人が多く、足下に引いてある線から出ると注意されますよ。
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フェルメールルームから、船の絵辺りに戻ってみると、今度は人の流れの切れ目があり、うって変わって良く観えました。
ふと見ると「洗礼者ヨハネの斬首」辺りがとても混雑していました。
これから、フェルメール展に行く方は、混んでいる場所を飛ばして、時間をあけて戻ってみると良いかもしれませんね。