ゆりが好きなので、植えています。
雨と強風のため、切り花にしました。
ゆりの花粉が混じらないように鉢に離して植えたのに、白ゆりの花粉が着いたらしく、薄い色も咲きました。
さて、白ゆりと言えば、絵画好きとしては『受胎告知』ですね。
やっと開催されている、国立西洋美術館ロンドン・ナショナル・ギャラリー展で鑑賞できるのが
カルロ・クリヴェッリの『聖エミディウスを伴う受胎告知』で、『死ぬまでに観ておきたい世界の絵画1001』にも選ばれています。
大きすぎず、小さすぎずとても観やすいし、細部まで美しく丁寧に描かれていますのでじっくり観たいです。
やたらと目立つ孔雀は、昔の西洋では、孔雀の肉は腐らないと思われていたそうで、また、東洋では、富や名誉の象徴にもなっています。
私は大塚国際美術館でしかまだ観ていないので、記憶が曖昧ですが、白ゆりの雄しべが描かれていなかったように記憶しています。
白ゆりの雄しべを描く描かないは画家に委ねられています。
しっかりと描いたのは、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ヴェロネーゼ、を記憶しています。
ボッティチェリのはどうだったかな?
こちらも大塚国際美術館で観たのですけどね。