
今日、久しぶりに集中して絵を描いている時に電話が鳴った。
「こちら岡山大学の(大学病院とは言わなかった)耳鼻咽喉科の医師の✖✖ですが」(えっ、何事!とドキンとする)
「〇〇さん(息子の名前)が声が出なくなったということで、付き添いの方といっしょに来られたのですが・・・」(ん?遠くにいる息子が、何でわざわざ岡山の病院に?)
「診察したところポリープができていまして、どうもガン、しかも非常に転移しやすい△△ガンの疑いがあり、検査しなくてはなりません」(何か怪しいなあ・・・)
私「ちょっと納得できないんですけど、息子を電話に出してもらえませんか」
「今、看護師が処置をしている最中で、付き添いの方がついてくださっています」
私「付き添いって誰ですか?名前は何という人ですか?」
「同じ職場の方のようです。処置が終ったらこちらから電話をするようお伝えします」
私「何かおかしいですねえ。ともかく息子が直接電話するよう言ってください」
プツン。何も言わず一方的に電話は切れた。
バカヤロ、バカヤロ!
詐欺だと確信したけど、念のため岡山大学病院の耳鼻咽喉科の外来へ電話する。
診察は午前中で終わっているためか、誰も出ない。
仕方なく岡山に居る別の息子に電話する。
「そりゃ、詐欺だ!」と、一言。
名前を使われた当の息子本人にもラインで電話する。
聞いた息子は大笑い。
一件落着。
それにしても、久しぶりに集中して絵を描いていたのに、とんだ人騒がせ。時間泥棒だった。
腹が立つ。
でも、もし岡山に居る息子の名前を使ってきていたら、だまされたかしら?
いやいや、医者が電話して来るより先に、息子の方から電話かメールがありますよ。だまされるもんですか!!
皆様、詐欺は本当にあの手この手を考えてきます。お互いに気をつけましょうね。
ビックリですね、立派な対応に感心しました。だまされないようにと思っていても、つい心配が先に立つ者ですからね。
何事もなくて良かったです。
どうもこの手の詐欺は以前からあったようです。同窓会名簿などを使うので、息子の名前がわかるようです。雑談会メンバーのZさんにもかかってきたことがあるそうです。最初は、なにごとかとドキドキしました。
それにしても自信たっぷりに医者を演じていましたね。