新聞で紹介されていた山本一雄個展「遠い記憶」を見に行きました。
開催中のギャラリー722へは行ったことがありません。ナビを使いながら行ったのですが、迷いに迷ってやっとたどり着きました。迷ったわけは、田舎道であること、ギャラリーそのものが福祉施設の庭のようなところ(道路ではあったようですが)を入った奥にあり、併設されているドッグランが賑わっている上、ホワイトガーデンという大きなメインの看板が目について、何度も横を行ったり来たりしたのにわからなかったのです。よく見るとギャラリー722という目立たぬ小さな看板がちょこっとありましたけどね。
失礼しました。苦情が先にたってしまいました。でも見に行って良かったです。とても心に響く作品が揃っていて、見入ってしまいました。
紹介が後になってしまいましたが、山本一雄さんは長島愛生園の入所者で若い頃にハンセン病を発症してこれまで園内で絵を描いてこられたました。県展で入賞や入選もしてこられたそうです。
女びなや少女をモチーフにした作品の表情のいいこと!こんな人物画が描けたらなあと思いました。風景画は魂がどこかへ引き込まれるような、切なさや温もりやあこがれやいろいろなものがないまぜになって、それでいてなぐさめられるような気持ちになる絵でした。
ナビが苦手の田舎道をうろうろとしたかいはありました。
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