ホワイトのお部屋

日本画を描く日々の悩みや喜び

年の最後に情けない話

2024-12-31 08:53:44 | 日記

大晦日になった。壁に貼った「年内にすること」一覧表は、例年以上に消せていない(涙)年末になって私にとって大きな出来事が続いた。母校の創立150周年記念展覧会、長男の連れ合いさんの骨折・手術・入院、義理の姉の死去。夫は兄弟姉妹が7人もいたが、とうとう夫一人となった。

でも、予定が消せていない本当の理由はそれが原因ではない。やっぱり年をとって、何事ものろくなったし、疲れて今まで以上に時間がかかる。

まあ、新年に持ち越してもぼちぼち片づけていこう。

マスコミなどで今年1年の出来事を報道しているから改めて書くこともないけれど、やっぱり日本は、世界は、地球は、これからどうなって行くんだろうと思う。

いつも自分に残された時間のことを考える。誰にも未来のことは分からないが、短くなっていることだけは確かだ。年の終わりだけでなく人生の終わりまでに片づけなければならないことも沢山ある。やっぱりし残してしまうのだろうか?

何だか情けない話になってしまいましたが、さて、申し訳程度のおせち作りとやり残した掃除にとりかかりましょう。

皆様どうぞ良いお年をお迎えください。


随筆集「緋」79号発行

2024-12-24 14:02:28 | 日記

年4回発行の随筆集「緋」79号を発行出来ました。とはいえ、とうとう二人になってしまいました。99歳になられる方が、身体はお元気で杖なしでも歩けるものの文章がどうしても書けなくなったとのことです。淋しいけれど、こればっかりはどうしようもありません。99歳になられるまで達者な文章を書いてこられたということは奇跡のようなもの、本当に素晴らしいことです。

二人でも続けるかどうか?思案のしどころですが、相談の結果とりあえずは二人でも続けようということになりました。あと1年になるか、2年になるか、先のことは考えないことにして。

どなたかお仲間になってくださる方はいないでしょうか?大歓迎です。会費は不要です。郵送料だけ負担をお願いします。ぜひぜひお願いします。ご連絡いただければ、見本誌を差し上げ、詳しいことをご説明いたします。

ぜひぜひ、ご連絡お待ちいたします。


なかなか進まない年末仕事(涙)

2024-12-21 10:10:30 | 日記

年内にやらなければならないこと、大掃除の場所などを書き出して貼り、出来たものを消していく。これは何年も前からの習慣。しかし、出来切らずにやり残しが年々増えていく。今年もあと10日ほどになってもまだ半分以上消せていない。今年もやり残しができるだろう。 まっ、いっか!

いろいろ理由はあるのよ(笑)一番は、年のせいと言いたいところだけど、やっぱり横着者という性格のせい。それに、年のせいといろいろ事情が重なって・・・まっ、いっか!


画材のオンライン講座

2024-12-20 11:09:19 | 日記

  

フジオカ日本画サロンのオンライン講座を受講しました。天然岩絵の具の白番と藤岡雅人先生が中国の貴州民族大学美術学院の招へいで大学での講演や貴州の赤土や藍工房などご訪問されたお話は、とても興味深く、勉強になりました。

約30年日本画を描いてきながら、余りにも知らないことが多すぎる!そう実感した講座でした。アナログ人間の私がオンライン講座なんて受講できるかしら?と最初はおっかなびっくり、おそるおそるでしたが、これで何回目かしら、慣れたとは言い難いけれど、何とか受講できています。

岩絵の具の白番というのは、実はあんまり使っていませんでした。何となく、白番という一番粒子が細かい場合、水干絵の具で十分代用できると思っていました。そうでないことが実感としてわかりました。そんなに繊細な色の違いにこだわっていなかったのです。

貴州藍とインド藍の違い、赤水というところで採れる赤土の赤色、ヤクの膠・・・興味深々でした。ヤクの膠は粘り気が強く、ひび割れにくい特徴があるとのこと、文化財修復に適していることなども、これから試してみたいと思っています。

講座の中で作った色見本を眺めているだけで、楽しくなる私です。日本画の絵の具の色は本当に美しい。そもそも何故私が日本画を選んだかというと、色の美しさに魅せられたからですものね。

 


美味しくて楽しいクリスマスプレゼント

2024-12-19 09:41:03 | 日記

   

三男夫婦から早めのクリスマスプレゼントが届きました。二人が経営するおしゃべりカフェ「めてみみ」で取り扱う商品です。

一つは、石川県の郷土料理「大根寿司」。「めてみみ」で今年も販売するおせち料理の中にも入れる商品で、彼女のお手製です。以前送ってもらった市販のものより断然美味しいと思うのは身びいきかしら?

そして、かわいいクリスマスのお菓子。「めてみみ」で限定販売の焼き菓子です。シュトーレンは、ドイツのクリスマスのお菓子で、中にナッツや干した果物など色々なものが詰まった薫り高いお菓子。丸い三色のお菓子は、口に入れるとほろほろと溶ける動物由来の材料を使っていないお菓子(ヴィーガン)です。

大切に大切に頂いています。


プリンターの修理

2024-12-18 16:29:03 | 日記

かなり前からプリンターがよく詰まるようになり、だましだまし使ってきましたが、とうとう動かなくなり修理に出しました。直らなかったら、またまた出費か?と心配でしたが、無事に修理できたとエディオンから連絡がありました。もう十年以上使っていて、以前にも一度修理に出したこともあり、今度こそ買い替えないといけないかと思っていたのですが、やれやれです。費用も本来なら部品交換などして24000円くらいかかるけど、保険に入っていたとかで、無料となりました。保険に入っていたなんて記憶にないけど、深く追求するのはやめました。ともあれ助かりました。


岡山朝日高等学校創立150周年記念美術展始まる

2024-12-17 10:51:41 | 日記

母校の岡山朝日高等学校創立150周年記念美術展が今日から天神山文化プラザで始まりました。昨日搬入でしたが、老体の身では、邪魔をするくらいのものなので、申し訳ないけれど失礼しました。

卒業生の中には、絵画のみならず写真、書道、彫刻、工芸、染織、映像、・・・等々、様々な分野でご活躍の方がいらっしゃいます。中には、とても有名な方もいらっしゃいます。そういう方々の作品が一堂に並ぶのを拝見する圧巻だと思います。

実は、私も末席を汚して、2022年の日展作品を出させて頂いております。年末でご多忙の時期ですが、ご高覧くださいませ。

  2024年12月17日(火)~22日(日)9時~17時(最終日は16時)

  岡山県天神山文化プラザ(第2展示室)

 

 「映」130号


絶好調ですね!!???(笑)はーーい、気持ちのおもむくままに楽しく描けました!

2024-12-16 11:04:01 | 日記

1回お休みすると、ずいぶんご無沙汰してしまった感がある「自由に描いて自由になる絵画教室」です。基本、通っている教室は、特別なことがない限りお休みしたくないという主義なのですが、ちょっとこの所ハプニングが多くて、先月はお休みしなければならなかったので、今回は楽しみでした。

沢山準備してくださっているモチーフのなかで、まずガラスの花瓶に挿したピンクの椿が目にとまりました。以前拝見したピンクの椿の絵(河野あきさんの作品だったかな?)が印象に残っていて、一度あのように描いてみたいと思っていたので、躊躇なく描き始めたのですが、水と絵の具の兼ね合いが難しくて、苦戦しました。河野あきさんのようには描けませんでした。

椿の作品に水を多く使ったので、乾燥を待つ間に、お菓子の空き箱の白い部分に線を使って描けないかと挑戦した作品。ヤーリー梨の黄色部分を少し強調したらという先生のアドバイスで、全体のバランスが良くなったけれど、梨の茶色の線をもう少し強くして存在感を出すべきか?あまり強くしてはいけないとは思うけれど。

そして、目の前に座っておられたKさんのグイグイとした強い線の魅力に影響されて、私にしては強めの線でグイグイと描いていたら、先生に「絶好調ですね!」と声をかけられました。えーーっ、絶好調ですかあ?

はーーい、良し悪しはともあれ、何だか遊ぶように気持ちのおもむくままに楽しく描けました。結局、誰かの、どこかの作品に影響されたものだけれど、これも勉強ですね。

※訂正  どういう訳か、「ピンクの椿」と書くところを「ピンクの薔薇」と書いてしまっていました(涙)ピンクの・・・と書くと条件反射的に「薔薇」となっていました。これってヤバイ?何かの兆候かも?訂正しました。


情けないこと、この上ない(涙)

2024-12-12 09:46:15 | 日記

一昨日の日本画教室で、Nさんに「先日は友だちの展覧会に行っていただき、ありがとうございました」と、言われ、????・・・・何だっけ?と思い出せなく呆然とする。

「総社までわざわざ・・・」と言われ、やっと思い出す。何という情けなさ。これって認知症の兆しなのかしら?いえ、その展覧会に行ったことは、覚えていたのです。それがNさんの紹介で行ったということを失念していたのです。これってやっぱりヤバイ?

それは、一昨年の春四年の闘病の末亡くなられた奥様の描きためた油絵を、旦那様と家族の方が準備し開かれた展覧会です。タイトルの「共に生きた風景」というのを拝見しただけで涙がこぼれそうでした。旦那様の挨拶文には、子育て、家事、そのほか家族を支えてきた妻に恩返しが出来たらという思いで、この展覧会を計画したことが書かれていました。

そして、最後に好きな方々にその絵をもらってもらえたらということでした。そして、何ということでしょう。数日前の新聞の投書欄にその方の薔薇の絵をもらわれたという友人の方の投書がありました。趣味で絵を描いてきて、こんなにも家族の方に思われるなんて、きっとご家族皆さんが素敵な方々だったに違いないと思ったことでした。

 

それにしても、そんなに感動しながら、Nさんの紹介で見に行ったことを忘れているなんて!まったく情けないこと!(涙)


柚子と奮闘

2024-12-10 09:52:15 | 日記

    

今年も庭のゆずがたくさんなったので、ご近所や友人にお配りしてもまだ沢山残ってしまいました。ゆず茶もゆずジャムも去年作ったのがまだ残っているので、柚子の皮を切片状に剥いてタッパーに入れて冷凍保存しました。これは、そのまま味噌汁や酢の物に入れたり、お菓子に使ったりします。皮をむいた方は、しぼってゆず果汁にしました。きれいな薄緑がかった果汁が3瓶とれました。これは冷蔵庫に保存して、酢の物や肉料理、魚料理いろいろなお料理に使えます。

心配しています

話は変わりますが、近所に住む長男の連れ合いさんが、大怪我をして2ヵ月近く入院することになりました。膝の難しいところの骨折だそうで手術をしなければならないそうです。膝は本当に大切なところなので、心配です。元通り良くなることを祈っています。生きていれば、思いもかけぬことが起りますね。