てのしごと~ながくて風土~

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畑のごはん。

2014年09月30日 | 農家のごはん


畑でほとんどの野菜を自給自足するようになってからは、前もって献立を考えることがほとんどなくなりました。

その日に穫れた野菜を持ち帰って、夕方に冷蔵庫のものと照らし合わせて、なにを食べたい気分かも考慮をして、結構ギリギリに献立を考えます。

多分どのタイミングで献立を考えるのが楽かっていうのは、その人その人で違ってくると思う。

家族の食事の時間帯によってもすごく変わってきますよね。

ギリギリすぎるんですが、わたしは10数年主婦をして、ウチの場合はこの夕飯ギリギリペースが一番楽だなあーと思ったんですよね。

野菜以外のお肉や魚、豆腐などの主食となるものは、1週間に一度名古屋生活クラブさんに持ってきてもらっています。

主婦になったばかりの頃は、気に入ったお店をいくつかめぐってお買い物するのが新鮮で楽しかったけれど、2人目妊娠中に子どもたちを連れて生ものや重たい米や調味料などを買いに行くのがすごく大変に思えて、それまでは前の週に1週間分の筋道を立てて注文することが億劫に思えた宅配を利用させてもらうようになりました。

意外に、前の週に1週間分の注文することは思ったより苦ではありませんでした。

たま~に子連れてお買い物に行くと、「買う買わない」のバトルになって、すごい大変~~汗

献立は、図らずとも季節感満載です~~

冒頭の写真は、筑前煮。ひさびさにつくったなあ。

ヨーグルトをくれたmakiちゃんはとても料理が上手で、野菜のつかいかたもとてもよく知っているのでよくアドバイスをもらうんだけど、筑前煮にサトイモを入れるとすごく美味しいよって春あたりに聞いて、サトイモができたらやろう!と思っていたんですよね。

すごく美味しい!今度からできるだけサトイモ入れてつくりたいなあ~!

ウチのサトイモはごく少量で収穫もまだだけど、出荷用も含めてたくさん作った地主さんが早くから出荷せねばともう収穫に入っていて、少しいただいたんですよね。

それをさっそく♪

実家では筑前煮は全然つくられなかったので、大人になって見よう見まねで作るようになったんだけど、わたしは油で唐辛子の香りを出してから鶏肉、根菜類、干しシイタケの戻したもの、こんにゃくなどを炒めて、酒、みりん、粗糖、醤油で味を付けてから少々のだし汁を加えて煮含めて、最後にみりんと醤油で照りをつけて(キヌサヤなどあればここで入れてます。今オクラがいっぱいあるのでオクラを入れました)、煮汁が少なくなったところでできあがり・・・って感じでつくっています。

あと、子どもたちも何気に好物でよくつくっているのがナスの味噌炒め。



これは実家でもよく母がつくってくれてわたしも大好物でした。

豚バラを炒めて(写真は豚バラを切らしていて鶏ミンチです)、あらかじめ油でしんなりと炒めたナスと、ピーマン(かシシトウ)をよく炒め、粗糖と味噌で仕上げるごくシンプルな甘辛炒め。

わたしはすりおろしニンニクと三升漬けを入れて、ちょっとだけピリ辛に仕上げるのが好きです。

あと、粗糖と味噌ではなく、醤油麹だけで仕上げてもかなり味噌炒めの甘辛味に仕上がって、楽ちんで美味しいなあということを発見しました♪

それと、夏に収穫できて冬まで保存しつつ食べて行くトウガン。

トウガンは、だし汁でやわらかくなるまで煮て、みりんと薄口しょうゆと塩で味を付けて、鶏ミンチを加えて、鶏に火が通ったら(青みの野菜があればここで入れて)水溶き片栗粉でとろみをつけて、すりおろし生姜を添えていただきます。

これは温かくても冷やしても両方美味しくてこれまた子どもたちが意外に好きな一品です。



さてさて、畑ではいよいよ葉物の収穫と出荷がスタートしました。



先日は大根菜と水菜、小松菜を出荷しましたがあっという間に完売でした。これからは春菊なども出荷予定ですが、肌寒くなるころから、おでんやお鍋を楽しみたいですよねぇ~~



ワサワサに大根葉が伸びて来たので、間引きして1本立ちにしました。



スッキリ!

予想もしなかったことですが、畑ができたことで、意外に献立をあんまり考えないようになったんですよね。細々とでも畑つくっていると、年中なにかしら食べるものがあるのが最初はすごいなあと思ったし、ホントに面白いです。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
順調なスタート (ピッコロ(さいたま))
2014-10-02 00:23:05
ブログのアップ数から、
お引っ越しも順調なようで、
さらに畑も秋冬野菜が順調な様子が伺えます。

私もOCNなので、
そろそろ引越しの準備をしなければと少し焦り気味です。

里芋は10月初旬までは皮ごと調理しても食べれるほど柔らかくて、
収穫したては皮つきで素揚げで食べると、
滋味深い味わいが楽しめます。

我が家の里芋収穫は、
長期保存と味を重視しているので、
葉が枯れる12月の第1週あたりまで置いてから収穫しています。


話は変わりますが、
先週、築地でmauさんが紹介していた、
いかいしるをようやくゲットしました。
今週末に出張から帰ったら、
早速試食する予定です。
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Unknown (mau)
2014-10-02 16:09:39
ピッコロさん

ピッコロさんもOCNだったんですね!サービス終了にあたってブログの卒業も考えていたのですが、本当にあ・・・・・・っさりと引っ越しできてしまって、じゃあ、またここで細々と続けていかせていただこうかしら・・・?なんてことで、またしっぽりとやらせてもらっています♪

サトイモも畑でしっかり完熟させるといいんですね!うちはちょっとしかないし隅っこで植えているので12月くらいまで様子を見てみようかな~と思います♪

いしる、最初は独特の生臭さとしょっぱさで、1本使い切れるかな!?と思ったほどだったんですが、今ではすっかり欠かせない調味料です!おすすめの使い方などあれば教えてください☆
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