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野呂英作「くれよんソロ」で編むベレーとハンドウォーマー。

2014年09月28日 | hand knit  編みしごと


野呂英作の糸、ご存知でしょうか?海外でも高く評価され、世界のニッターから愛されるこの糸、実は愛知県一宮市で生産されています。

過去にも野呂さんのことは記事にさせていただいたこともありますが、この糸、とっても軽くて暖かくて、とても力強く鮮やかで美しい色が印象的な糸なんです。

そしてこの糸を使って友人のベレーとハンドウォーマーを編みました。

完成して一度洗いにかけたのですが、編みあがったときはまだ糸がきゅっとしているんだけど、水を通すと糸がすご~~く柔らかく、軽く、ふんわりとなんとも言えない気持ちよさが出てくるんですよね。

サイズ感も、編みあがったばかりの時はきゅっとして小さく思えるんだけど、水通しするとふんわりと、心地よくゆったりとした感じが出てきます。



ハンドウォーマーは真ん中の模様をケーブル(縄)編みやアラン模様のタイヤモンドの模様などにすることが多かったのだけど、今回友人に似合いそうなデザインを考えたときに、このハニカム(蜂の巣)模様がいいなと思いました。

アラン模様にはひとつひとつ意味が込められていて、このハニカムは勤勉に働く蜂への賛辞、ひいては勤勉な仕事の賛辞や報酬の意味が込められているそうです。

この意味も模様も、わたしは大好きなんですよね。

また、漁に使う網を広げた様子を模様にしたという話もあります。

この「くれよんソロ」は撚りが太いところと細いところがあって、編み目などが不揃いなところにも味があって素敵です。



さっき納品の準備をしていました。

喜んでもらえるかな?洗いにかけて干して、包むとき、どきどきします。




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