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簡単、手づくり、畑のバジルでドライバジル!

2017年09月16日 | 保存食

昨年は、作りそびれてしまったドライバジル。

今年はできました!

ドライバジルは一枚一枚重ならないように並べるのと、完全にカリカリに乾くまでが大変で、すぐにはなかなかつくることができません。

乾燥した日差しの強い日を待ち、自分が「イケル!」と思い立ったとき、ちょうどバジルの収穫ができたら…って感じなのですが、今年はタイミングが合った瞬間があって、晴れてつくることができました…♡

大きな大きなボウルに山盛りのバジルですが、グラムを計るとたった120g程度。

収穫は、親指の爪をたててちぎる感じで先端をどんどん収穫していきます。

これをよく洗いつつ茎から葉っぱを一枚一枚取って、ザルの上に重ならないように並べます。

”重ならない”っていうのが最大のポイントなんです。

ドライにした後、カリッカリじゃないとうまくちょうどいい塩梅の細かいリーフにならないんです。

葉が重なってしまったところや一枚が折れてくっついた部分などはうまく砕けずしんなりぐにゃっとした感じになり、カビとかも心配な感じなので、重ならないようにすることに気を配っています。

乾いた後ざっとミルなどにかけてしまってもいいのかもしれませんが、パウダー(粉状)になってしまいお料理に使うにしてはちょっと粉々で細かすぎるんですよね。

だから、カリッカリに一枚ずつ乾かして、すり鉢ですりこ木を使って潰すのが一番いい感じにしあがってくれます。

こんなふうに並べます。乾いてくると葉っぱが小さくなります。

天日干しするために外に出しました。もっと作業を早くするつもりだったのに忘れてて💦14時くらいになってしまいました。

約3~4時間でこんな風にカリカリに乾いてきました。でも、まだ水分が残っていて触っても砕けたりしません。

この半乾きの時間を狙って、重なった部分をゆっくりはがします。一枚が折れてくっついた部分も、この状態の時ならうまく広げることができます。

朝からやれば夕方には全部仕上がったと思うけど、出すのが遅かったので、続きはまた明日…!ってことで…

部屋の隅で一夜を越してもらうことにしました。

そして…翌日は思わぬ雨…!え~予報と違うし~!…と言っていても仕方ないので、ひとまず半乾きのバジルをザルから容器に移し密閉して、冷蔵庫に入れて待ちました…。

翌々日に晴天がきたので、バジルを再びザルに移し、天日干ししました。

2~3時間でこんなにカリッカリに!

すりこ木で潰せば、あっという間にドライバジルの完成です。いい香り~!

こういう細かいものは容器に入れにくいので、紙を半分に折ったものに乗せて、容器の口に注いでいます。

容器に入れて重さをはかると、120gのバジルがたったの11gに。

売られているものが5gとかでもまあまあのお値段で売られているのがよくわかります。自分でつくってみると、お店のものってなんて安く売ってくれてるんだ!と思うことも少なくありません。

あ~今年も美しいドライバジルがつくれて…幸せ♡

トマト煮などのお料理の仕上げやパンやスコーン、クラッカーなどの具材や生地への混ぜ込みなど、生でも火を通しても美味しくいただけるので手軽に幅広く使えてすっごく便利なのです。

以前konagashiya(粉菓子屋)のmariちゃんからジャガイモのスコーンをいただいてすごくおいしくてカンゲキして、わたしも自宅で時々つくるようになったのですが、このジャガイモのスコーンにドライバジルを加えて焼くのが最強に美味しいんです…!

このジャガイモのバジルスコーンを焼いてからブログをあげられたらベストなんですが、つくるまでにしばらくかかりそうなので(笑)ひとまずドライバジルの記事をあげさせていただきます✨

さてさて、ちょっと涼しくなって最近また週に1回くらいパンを作っています。朝食やおやつに使いやすく簡単につくれるイングリッシュマフィンはよく焼きます。一度に15個焼けるので3回分の家族の朝食になってくれて助かります。

粉、粗糖、塩、パネトーネマザー酵母、水だけの極シンプルな材料なのに、本当に美味しくて翌日も美味しいし冷凍しても解凍すれば(夏場は1時間くらいでOK)すぐ食べられて気に入っています。

…畑は秋冬野菜の準備で忙しいですが、まだまだ夏野菜収穫中で、いろいろと食卓で活躍してもらっています。写真もいくつか撮ってあるので近々畑の夏ご飯をまたご紹介できたらいいな~なんて思っています。


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