新潟と長野県堺、山の上のまたその奥、ポツンポツンと集落点在している。
若者たちは、いち早くのうそんを脱出する。
残っているのが、農家の跡取りだけ、40歳以上になっても、嫁が来ない。
そこで、中国の娘さんやフイリッピンの女性を、その当時4,5百万円払い、専門紹介業者が、頼まれて、はなしをもってくるのだ。
今では、100人ほどの外国花嫁がいるそうだ。
夏は、快適であるが、冬は二階から、出入りする豪雪地帯である。
ホントに、よくこんなところに、と思うが、あとをついだ人は、離れることできない。
嫁が来ない。
過疎農家の深刻な問題である。
朝は日の出から、夜は日の入りまで、一生懸命どろんこになって働く、いく働いても、我が暮らし、楽になるならざる。
外国人の嫁は、実家に行くと言って、帰ってこないこともあると言う。
以前の会社でも、津南町の子がいて、兄弟たちみんな都会に出たと言う。
この時期、積雪の情報を見るたびに、過疎に進む、豪雪地帯を思う。