着陸時に思いもよらぬ、エンジン逆噴射して、たくさんの人を亡くした。
その機長が片桐君である。風のうわさで、今は、葉山で静養しているとか、
ちょうどその当時、わが社でも、同名の片桐君がいたのを覚えている。
この片桐君も、いつもいっぱい、いっぱい、で、少し複雑で仕事があると、パニックになる。
ある時、体調不良で早帰り、階段の途中で、頭を抱えてウオー、うおーと呻きだした。
すぐ、近所の医院へ担ぎ込む。
家に電話すると、お母さんが出て、いつもなので、少し、寝せておけば元に戻りますから、電話をガチャンと切った。
ただ驚きであった。
ブラック企業では、すぐにやめてもらうしかなかった。