百笑館・但熊・素晴らしき農業

農産物直売所 卵かけごはんの店

トマトの話

2007-03-27 21:32:48 | 百笑館
昨年の一月17日に、加古郡稲美町の井上様の農場を見学させて
頂きました。確か20a位の素晴らしいビニールハウス?でした。
中にはトマトが端から端まで植えてありました。

後ほど、あのトマトが百笑館で販売することが出来ないでしょうか?
井上様に伺い、OKをしていただき3月22日から百笑館に並びました。

小さいトマトで形もさほど良くありません。
思ったことを素直におしゃるお客様に「どうしたのこの小さななトマト!」
「こんなトマトが値段だけはたかいわね~。」と大きな声で言われました。

私は、このトマトが美味しいのは知っていましたのでさほど気にはしませんでした。でもそのお客さんトマトを買って帰られました。
で、次の日やって来て、又大きな声で、「あのトマト見かけは良くなかったけれど
凄く美味しかったので、今日も買って帰るわ」

このトマトを食べられたお客さんは殆ど皆さん、又買いに来られます。
遠くから、トマトだけを買いに来られるお客さんも・・・・。

美味しいと言うことは、素晴らしいことです。
このトマトは極力水を与えず栽培されています。
だから大きなトマトにはなれないのですが、糖度が高いのです。

トマトの原産地は南アメリカのアンデス山脈の高原だと言われています。
だから、もともと肥料や水分の少ない高原で充分に根張っていたんだと
思います。肥料や水を充分与えると、大きな立派なトマトが出来ます。

では、その反対をするとどうでしょう。
私は野菜農家ではないので、詳しいことは判りませんが、
おそらく小さくても甘くて酸っぱい美味しいトマトが出来るのでは
ないかと思います。井上様のこだわりだろうと思います。

一度そんなことを思いながら、このトマトを食べてみて下さい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする