さいたま市で地デジとBS/CSアンテナの工事を行いました
古くなったアンテナの取り替えで、既存アンテナは屋根上にあるのですが、新しいアンテナは地デジを屋根裏に、BS/CSアンテナは壁面に取り付けをご希望されていました
しかし、工事前の現調にお伺いした時に電波測定をさせて頂いたのですが、屋根裏では安定した電波を受信できません
お客様とご相談の結果破風にサイドベースでの取り付けとなりました
工事日です。先ずは古いアンテナを取り外します
屋根に上るため梯子を使用するのですが、当店では梯子を雨どいに掛けません
雨どいに梯子を掛けて上ると、雨どいが曲がったり、破損する事があるからです
ではどうやって上るのかというと、梯子の先端に下の写真のアタッチメントを取り付けて上ります(ちょっと分かりずらいですが…)
取り外すアンテナはこちらです
驚くことに支線は上部の1段張りです。よく倒れなかったなぁと思いましたが、おそらくアンテナの重みと補強付きの屋根馬を使用していたからだと思われます
因みに、支線は雨どいの金具より張っています。この手法は簡単なので業者さんによっては取り入れている所もあるのですが
雨どいが上に持ち上がり排水がスムーズにいかなくなる、屋根材で支線が切れる、支線で屋根材が傷つく、雨どいの交換の時にアンテナの再設置が必要だったりする等の理由により当店は滅多に行いません。
こちらのアンテナは17年位前に取り付けたそうで、近くで見ると結構錆ています
撤去したアンテナの屋根馬です。当店も屋根馬で地デジとBS/CSアンテナを取り付ける時は、こちらのような補強付き屋根馬を使用します
値段は倍以上しますが耐久性が雲泥の差です
新しいアンテナはこちらの破風に取り付けます
破風には直接ビスを打つとヒビが入ることがあるので下穴をあけてからビスを打ちます
アンテナ直下のレベルは
新しいアンテナです
サイドベースは1個しか使用していないので、マストは下に伸ばして屋根に置き緩衝材のゴムを入れました
BS/CSアンテナは受風面積が大きいので、極力サイドベースの近くに取り付けました
マストは耐久性を考慮して太い32ミリを使用。マストの上部には強風時の笛鳴り防止と、マスト内部からの錆を防止するためキャップ付きを使用します。
最後に全てのテレビ端子で確認します
屋内の同軸ケーブルが5C2Vなので、減衰が予想以上にありましたが様子を見て頂くことにしました
下からみたアンテナです
頑丈に取り付けてあるので強風が吹いても問題無いと思います
お客様、当店へのご依頼誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。
さ
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