本日はコメントに寄せられましたご質問に回答させていただきます。ご質問の内容は「コブ斜面でも体を投げ出すコツ、スキーを回すコツ」となります。2つの観点での助言となります。少しでもお役に立てましたら幸いです。
家からの川場スキー場です。降雪があったようです。茶色の建物の上、白い部分2箇所がゲレンデです。
コブ斜面でも体を投げ出すコツ
①技術的な助言
具体的なコツは、コブを越えた後、ブーツのかかと(=板のテール)を引き込む+ブーツのかかと(=板のテール)をお尻につける+おへそを前に出す3つの動きとなります。
この動きが所謂「板の先落とし」につながり、コブの裏でも板が接地して、滑りをコントロールでき、整地と同様に板をずらすターンが出来るようになります。
②心理的な助言
①を読まれた方の中には、「それは分かっているけど、それが出来ないから困っているのに!」と思われた方も多いと存じます。
「分かっているけど、それが出来ない」理由は恐怖心です。心理的な怖さから体が思い通り動かないのです。
恐怖心を排除する方法は、所謂「ズルズルドン」(コブの裏を横滑りで滑り降りる方法)で一度そのコブを滑り降りてみることです。
→「ズルズルドン」でも一度そのコブ斜面を滑ると、このコブは自分の技量で滑れるかどうか感覚的に分かります。大丈夫と分かれば恐怖心は排除されます。
→恐怖心が排除されれば、①の動作を繰り返し練習することで「コブ斜面でも体を投げ出す」ことが出来てきます!
整地でできるスキー操作が恐怖心によりコブ斜面で出来ないだけです。技術面よりも心理面が影響しています。そして「コブ斜面でも体を投げ出すコツ」ができれば「コブでもスキーを回すコツ」は解決すると思います。
川場の他各スキー場に雪が降り始め、HPもオープン予定日を掲載し始めました。スキーシーズンが近づいています。
コブ斜面関連の掲載記事はこちらです。(↓)スキーテクニック以外の内容もあります。
コブ斜面のコツ イメージトレーニング向け YouTube(前半)