今日は、NTT労組・西日本本部の主催で行われた『働くサポートフォーラム2009』に参加して、西日本各地からお集まりの参加者の皆さんに約45分、講演してきました。
会場は、大阪の弁天町。朝7時過ぎの新幹線に飛び乗って、一路、大阪へと向かいました。昨日の夕方、新幹線が停電で不通になったというニュースが入った時には「明日大丈夫かな?」とハラハラしましたが、数時間後に復旧。今朝は特に遅れもなく、スムースに大阪入りできました。
去年は一度、新大阪から弁天町に向かうのに全く反対側の茨木へ行ってしまったことがありましたが、そこはもう大丈夫! 時間通りに弁天町に到着して、会場に入りました。
今日は、総勢111名の皆さんが参加していて、会場は熱気ムンムン。私は最初のセッションで『ささえあう社会へ』というテーマで講演しました。主な内容は、(1)これまでの人生における5つの転機、(2)ささえあっていない今の日本社会、(3)ささえあっている社会とはどんな社会?、(4)わたしたちにできること、の4本柱です。
特に強調したのは、働く仲間がつながってささえあうことの大切さと、そこから広がる可能性です。日本の労働組合の組織率は、約18%。つまり、82%の働く仲間たちは、労働組合を通じたささえあいや、労働協約による守りからはずれてしまっています。私たちのつながり合いやささえあいを、いかにしてその82%の仲間たちに広げていけるかがポイントです。それができれば「社会が変えられる、生活が変えられる、政治が変えられる!」ことを訴えさせていただきました。
少しでも、フォーラムのその後の議論の参考になっていればいいのですが・・・。