今日、東京の代々木公園で第83回メーデー中央大会が開催され、私も参加してきました。
(メーデー中央大会で挨拶する野田総理。壇上には小宮山厚労大臣の姿も。出典:民主党ホームページ)
まずは、会場前に陣取った民主党の街宣車からの街宣行動。メーデー会場に向かう参加者を出迎えながら、民主党東京都連所属の衆参国会議員や都議会議員が、リレー形式でマイクを握り、連帯のメッセージをお届けしました。
私も5分ほどマイクを握らせてもらったので、「厳しい国会情勢ではあるが、私たち労組出身の連合組織内議員が民主党の先頭に立って、働くことを軸とした安心社会の実現のために、これからも働く仲間の皆さんとしっかり手を携えながら、一歩一歩、歩みを進めて行きたい」と決意を述べさせていただきました。
メーデー会場では、まず情報労連のブース巡り。
今年のメーデー会場は、いくつかのテーマ別に加盟組織やNGO・NPO団体がブースを出していたのですが、情報労連はなんと、4つのテーマでブースを出していて、役職員総出で運営にあたってました。
「大震災被災地支援」セクションの情報労連ブースでは、被災地の名産品が展示販売されていたので、いくつか購入してちょとだけ貢献。続いて「人権救済・地域コミュニティー」セクションでは、「情報労連・児童労働撲滅キャンペーン」のブースが。テント内には、先日帰ってきたばかりのネパール視察訪問団の現地での活動模様が写真で紹介されていて、そのパネルがを観ながら児童労働の現状についていろいろとお話を伺ってきました。
「飲食関係」セクションでは、情報労連の恒例となった高清水の樽酒が販売されていて、私も100円で一杯だけ堪能! そして、「災害支援」セクションのブースでは、情報労連の平和活動について展示や紹介が行われていました。
連合加盟組織数あれど、ブースを4つ出して頑張っていたのは情報労連だけだったのではないかと思います。関係者の皆さん、本当にご苦労さまでした!
さて、メーデーの式典では、政府を代表して野田総理大臣が演説。そして、小宮山厚生労働大臣の挨拶に続いて、民主党を代表しての直嶋正行副代表からも挨拶がありました。
挨拶の内容については民主党のホームページに詳しく紹介されていますので、そちらをご覧いただきたいと思いますが、一番印象に残ったのは、野田総理が述べた「三つの元気の実現を果たす」と言う約束でした。
その三つとは、(1) 子どもたちの元気、(2) 地方の元気、(3) 働く人たちの元気ですが、特に働く人たちの元気について、「雇用の安定、正規・非正規間の処遇格差の改善、自立的労使関係の確立などに全力で取り組む」と力強く宣言してくれてました。私たち連合組織内議員も、政府をしっかりと支えて、「働く人たちの元気」を実現するために前進していかなくてはなりません。
そのことをあらためて確認した、第83回メーデー中央大会でした!