石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

驚きの代表質問答弁

2013-01-31 23:40:11 | 活動レポート

今日から参議院本会議で、安倍総理の所信表明演説に対する代表質問が始まりました。

初日の今日、民主党は岡崎トミ子議員が登壇。安倍内閣の政権方針運営や政策などについて約30分、じっくり丁寧に質問を行いました。ところが・・・安倍総理の回答が酷かった。答弁時間はなんと、たったの10分。あらゆる質問に対して「大事な課題です。検討します」を繰り返してました。おいおい、大事な課題なのにこれから検討するの???

問題は、答弁に臨む姿勢でしょうね。

本来は、野党第1党の質問に対しては、殊の外、注意を払って丁寧に答弁を行うもの。民主党政権下では、皆さんしっかりと対応されていました。ところが安倍総理は、そういう議会のルールが分かってないのでしょうか、岡崎議員に10分の答弁だったのに、その後に登壇した自民党の中曽根議員に対する答弁は20分以上でした。

こういう状況が続くようだと、総理の政治姿勢が問われます。口ではいいことを言っていながら、行動が伴わないようではダメですね。まあ本会議はいいですが、こんな調子じゃ予算委員会はとても乗り切れないでしょう。


ミャンマー視察報告会を開催!

2013-01-30 23:54:32 | 活動レポート

本日(1月30日)午後、院内で、先般、中川衆議院議員と実施したミャンマー視察の報告会を開催しました。
 

 
いや、 ビックリするぐらい多くの皆さんが参加してくれて、会場は超満員。そのうち半分近くは、日本在住のミャンマー少数民族組織の皆さんや支援組織の皆さんだったのですが、それぞれの民族衣装をまとって参加してくれたので、とってもミャンマー色豊かな会合となりました。

冒頭、中川議員から視察の目的を説明。このブログをフォローいただいている皆さんはご承知いただいている通り、今回の視察は、カチン州における政府軍とカチン軍との内戦が激化する中で、カチン民族組織や政府関係者など、当事者への戦闘停止の働きかけを行うと共に、和平に向けた政治的プロセスの道筋を探りに行くというのが主な目的だったわけです。

そして私から、写真を紹介しながら今回の全工程を説明。あまりに盛りだくさんな内容で、かなり時間がかかってしまったのですが、それぞれの会合で得られた知見や、私たちなりの解釈を含めてお話をさせていただきました。

 

そして最後に中川議員より、今回の視察で得られた知見を踏まえ、中川議員と私との共同でとりまとめている「ミャンマー政策への提言(案)」を口頭で説明いただきました。まだ完成形ではないので細かくは申し上げませんが、柱は(1)カチン内戦の即時停戦と、少数民族との和平交渉プロセスの開始に向けた取り組み、(2)国会の立法機能強化に向けた支援、(3)健全な労使関係の発展に向けた支援、の三本です。提言が確定したら、民主党にも提出する予定ですが、その段階で皆さんにもご紹介したいと思っています。

以上、今日の報告会の報告でした。皆さんもぜひ、ミャンマーのカチン州において内戦が続いていること、少数民族との和平交渉プロセスは未だ始まっておらず、その実現なくしてミャンマーの民主化の進展も、国の発展も、国民生活の向上もないことを知っていただいて、少数民族への支援にご協力をいただければと思います。


第183通常国会が開会!

2013-01-29 00:38:13 | 活動レポート

本日、第183通常国会が開会しました。

今日のハイライトは、もう言うまでもなく、安倍総理の所信表明演説でした。すでに夕刊には全文が掲載されていますし、ニュースでも報道されてますから、内容をお聞きになった方も多いはず。ぜひ皆さんの感想も聞かせて下さいね。

参議院本会議場で直接、その所信表明演説を聴いた私の反応はと言うと・・・

「残念!」

のひと言に尽きます。私は、少しばかり期待していたんです。安倍総理が、この間、曲がりなりにも言い続けてきた「額に汗して働く者が報われる社会」について、その具体像と実現への道筋を示し、その実行を約束してくれるのではないかと考えたからです。しかし・・・

完全に裏切られました。安倍総理の所信表明演説には何のビジョンもなかったです。言ってみれば、精神論でした。「みんな頑張れ」と(苦笑)。

安倍総理は、最初に4つの危機を挙げました。日本経済の危機、復興の危機、外交・安全保障の危機、教育の危機と。復興の危機以外は、昨日今日始まった話ではありません。自民党が政権を担っていた時代から起こっていた危機です。しかし、その反省や原因の指摘は一切ありません。そして、いかにしてその危機を乗り越えていくのかについて、3年3ヶ月の民主党政権ですでに取り組んでいたこと以上の新しい提案は、全くありませんでした。

そして、福島の再生に触れながら、原発の問題やエネルギーの問題については一切、言及なし。社会保障と税の一体改革についても言及なし。当然、消費税についても言及なし。デフレについて触れながら、その原因については説明なし。経済成長について触れながら、格差の問題や、非正規の問題については全く言及なし。

う~ん・・・

全体をあらためて読み直すと、やっぱり政権の基本は「自助、自立」なんでしょう。だから「自分でがんばれ」と。それはまさに、90年代から2000年代初頭にかけて当時の自民党が追求し、失敗した政治なんですけどね。

水曜日から、衆参両院での代表質問が行われます。まずはこの代表質問を通じて、今日、全く説明や言及がなかった重要課題について、民主党をはじめとする各党の質問者が安倍総理に質していくはず。その答弁をしっかりと聞かせてもらった上で、その後に続く予算委員会での審議につなげていく方針です。


孫崎亨さんと対談

2013-01-28 23:36:13 | 活動レポート

今日、『戦後史の正体』などの著書で知られる孫崎亨(まごさきうける)さんと対談する機会をいただきました。 
 


支援労組の機関紙企画での対談ですが、『戦後史の正体』で語られている「自主路線と米国追随路線との対立軸」から見た戦後の日本政治史の再検討や、沖縄の米軍専用基地問題、労働運動の戦後史や日本的雇用・労働慣行の破壊、情報通信分野における民営化と規制政策の展開など、幅広い課題について意見を交わすことができました。

大変興味深かったのが、孫崎さんが「『戦後史の正体』で書き切れなかったのが労働運動の歴史で、その点は今後何らかの形で研究してみたい」と仰ったこと。いや、孫崎さん、ぜひそれやって下さい!とお願いしておきました。

対談の内容は、いつか機関誌に掲載されると思いますので、その時までとっておきたいと思いますが、実際、自分たちの話に入り込み過ぎて、事前に企画として与えられたテーマを(半分も?)消化できなかったのが実際のところ。なので、今度もう一度、時間を取ろうということになりました。記事になるのはその後かな??? いずれにしろ、面白い内容になると思いますので、乞うご期待です!


お知らせ:民主党春期議員インターンシップ2013参加者募集開始!!

2013-01-28 23:28:48 | 活動レポート

以下、民主党学生部からの依頼で、お知らせを転載します。大学生・短大生・大学院生・専門学校生の方、もしくはご家族・お知り合いに該当者がいらっしゃる方、ぜひご検討下さい。学生時代の貴重な経験になること間違いなしです!

 

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民主党春期議員インターンシップ2013参加者募集開始!!

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 民主党オフィシャル学生インターンシップとは?

 学生団体SUMでは、大学生のみなさんが政治に触れ、国会の現場を体験できる場を設けることを目的に2006年から春休み期間に「民主党オフィシャル学生インターンシップ」を実施しています。

 民主党国会議員の事務所や国会の中などで様々な実務を経験していただく他、政治に関する実践的な集中研修や国会議員との交流会、課外研修やゼミ(勉強会)など、民主党オフィシャルインターンシップならではのメニューを用意しています。

 これまでの7年間で400人を超える学生が参加しました。参加者は、将来政治家になりたい学生だけでなく、民間企業や公務員・法曹、さらに専門性を高めるための海外留学など、さまざまな希望進路を持った学生がそれぞれの進路でインターン経験を活かし、活躍しています。

 ぜひ、メディアを通さないリアルな政治、生の国会議員との仕事を体験してみませんか?みなさんもぜひ「民主党オフィシャル学生インターンシップ」を通じて、あなたの未来をデザインして下さい。

≪募集要項≫

【実施期間】

 2013年2月25日(月)~3月15日(金)

【参加対象】

 大学生・短大生・大学院生・専門学校生

【募集人員】

 40名程度(応募状況等に応じて増減あり)

【実施場所】

 国会および衆参の国会議員事務所、民主党本部等

【業務内容】

 1. 国会議員事務所でのインターン業務

事務、電話接客応対、委員会・本会議傍聴、会議出席、資料調査等 (計6日間を予定)
 (※各事務所によって予定業務は異なります)

 2. 集中研修

政策立案・ 議会制度等の研修、国会見学・若手議員との交流会等

 3. テーマごとにゼミ形式での研究・発表

内容:エネルギー、外交防衛、社会保障、経済対策、議会改革 

【参加条件】

 基本的に全日程参加が必須条件です。またゼミ合宿やその他、本インターンシップに参加できない日程等がある場合は事前に事務局までご連絡いただければ個別に対応させていただいます。インターンと受入議員事務所間で、守秘義務事項等を含む参加契約を結びます。

【参加費用】

 無料

 ただし、以下については自己負担をお願いします

1. 損害保険料(2千円を予定) 通勤災害や業務中の事故などに対応するため
2. 交通費・昼食代等

【応募方法】

 登録は以下のURLからご登録ください

PC  http://ws.formzu.net/fgen/S63622839/
携帯 http://ws.formzu.net/mfgen/S63622839/

【募集締切】

 2013年2月19日(火)

 

ご不明な点がございましたら、 下記宛にご連絡下さい:

学生団体SUMインターン事務局(担当: 小貫)
dpj.student@gmail.com