今日も参議院は動かず。止まったまま・・・。12月3日の会期末まであと数日です。衆議院を通過して参議院での審議を待つ法案が10数本もあるのですが、野党は委員会の開催を拒否したままです。悔しいですね、本当に。委員会さえ開かれれば、しっかりと審議して法案を通すことが出来るのに。
参議院は空転していますが、その分、私たちは民主党内での政策会議をしっかりと開催しています。今日も会合が目白押し。朝から、税制改正調査会、働き方改革WT、子ども・男女共同参画調査会、科学技術イノベーション小委員会、地域主権調査会、再び税制改正調査会と、議員会館内の会議室を行ったり来たりの一日でした。
私が事務局長を務める『働き方改革WT』も、今日が早くも7回目の会合で、臨時国会の会期中としては最後の開催日となりました。今日はまず、「非正規雇用労働者のワークライフバランス」ということで、第一生命経済研究所の松田研究員からお話を伺い、その話を基にみんなでディスカッションを行いました。ワークライフバランスの話をする時、往々にして大会社の正社員の事例を検討することが中心になってしまいます。これまでの会合でも、ワークライフバランス政策の焦点は非正規雇用労働者であるべきだという意見が出されていて、今日はその声を受けて特に非正規雇用に焦点を当てた議論をしようということになったわけです。
松田研究員は、非正規雇用というのは今後もなくならないため、いかに非正規雇用労働者にワークライフバランスを実現するかが大きなポイントになると主張。政策的には、特に(1)普通に働いていれば安心して暮らしていける収入の保障、(2)育児休業の取得や保育施設へのアクセスについて、正規・非正規間の均等待遇を実現すること、などを実現することが必要だと訴えられました。私たちも全く同感で、そのための具体的な施策を今後検討していくことを確認しました。この点は、来春、ワーキングチームとして政策提言をする際の中心課題になるだろうと思っています。
また、会合の後半では、12月の中旬に閣議決定される予定の「第3次男女共同参画計画(案)」への提言案について議論し、とりまとめを行いました。この第3次計画案、なかなか網羅的でよくまとめられているのですが、ちょっと具体性に欠けるところが多くて、その辺をしっかりと書き込んで欲しいというのがワーキングチームとしての意見です。具体的には、(1)男女間および正規・非正規間の均等待遇の実現、(2)ワークライフバランスが実現可能な労働時間の確保、そして(3)男女共同参画にかかわる未批准の国際条約の批准促進、などに関する具体的な政策を盛り込むことを提言することを決めました。
この提言、午後に開催された「子ども・男女共同参画調査会」の場で議論され、私たちの提言はほぼそのまま、調査会としての提言に盛り込まれました。今後、この調査会の提言が民主党政調経由で政府に提出され、これが反映された形で12月中旬の閣議決定につながっていくことになります。
もちろん、男女共同参画計画の決定はあくまで一つのステップ。今後は、その実現に向けた具体的取り組みをしっかりつ進めて行かなくてはなりません。引き続き、調査会の仲間たちと頑張っていきます!
参議院は空転していますが、その分、私たちは民主党内での政策会議をしっかりと開催しています。今日も会合が目白押し。朝から、税制改正調査会、働き方改革WT、子ども・男女共同参画調査会、科学技術イノベーション小委員会、地域主権調査会、再び税制改正調査会と、議員会館内の会議室を行ったり来たりの一日でした。
私が事務局長を務める『働き方改革WT』も、今日が早くも7回目の会合で、臨時国会の会期中としては最後の開催日となりました。今日はまず、「非正規雇用労働者のワークライフバランス」ということで、第一生命経済研究所の松田研究員からお話を伺い、その話を基にみんなでディスカッションを行いました。ワークライフバランスの話をする時、往々にして大会社の正社員の事例を検討することが中心になってしまいます。これまでの会合でも、ワークライフバランス政策の焦点は非正規雇用労働者であるべきだという意見が出されていて、今日はその声を受けて特に非正規雇用に焦点を当てた議論をしようということになったわけです。
松田研究員は、非正規雇用というのは今後もなくならないため、いかに非正規雇用労働者にワークライフバランスを実現するかが大きなポイントになると主張。政策的には、特に(1)普通に働いていれば安心して暮らしていける収入の保障、(2)育児休業の取得や保育施設へのアクセスについて、正規・非正規間の均等待遇を実現すること、などを実現することが必要だと訴えられました。私たちも全く同感で、そのための具体的な施策を今後検討していくことを確認しました。この点は、来春、ワーキングチームとして政策提言をする際の中心課題になるだろうと思っています。
また、会合の後半では、12月の中旬に閣議決定される予定の「第3次男女共同参画計画(案)」への提言案について議論し、とりまとめを行いました。この第3次計画案、なかなか網羅的でよくまとめられているのですが、ちょっと具体性に欠けるところが多くて、その辺をしっかりと書き込んで欲しいというのがワーキングチームとしての意見です。具体的には、(1)男女間および正規・非正規間の均等待遇の実現、(2)ワークライフバランスが実現可能な労働時間の確保、そして(3)男女共同参画にかかわる未批准の国際条約の批准促進、などに関する具体的な政策を盛り込むことを提言することを決めました。
この提言、午後に開催された「子ども・男女共同参画調査会」の場で議論され、私たちの提言はほぼそのまま、調査会としての提言に盛り込まれました。今後、この調査会の提言が民主党政調経由で政府に提出され、これが反映された形で12月中旬の閣議決定につながっていくことになります。
もちろん、男女共同参画計画の決定はあくまで一つのステップ。今後は、その実現に向けた具体的取り組みをしっかりつ進めて行かなくてはなりません。引き続き、調査会の仲間たちと頑張っていきます!