石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

国際連帯税の導入に向けた戦略会議を実施

2014-07-28 23:56:45 | 活動レポート

今日(7月28日)、参議院議員会館内の会議室で、寺島実郎先生にもご参加をいただいて、「国際連帯税フォーラム」関係者の皆さんたちと国際連帯税の導入実現に向けた戦略会議を実施しました。
 


現在、私が事務局長を務めている超党派の「国際連帯税議連」は、2008年に発足しているのですが、当初の中心メンバーは、津島雄二衆議院議員(自民、自民党税調会長等歴任)、林芳正衆議院議員(自民、現農水大臣)、齋藤つよし衆議院議員(民主、当時)、犬塚直史参議院議員(民主、当時)らでした。当時から、議連としての最大の課題は、日本で国際連帯税を導入するにあたって具体的にどのような税目を考えるべきかという点。そのことを専門的見地から検討するために、5年前に寺島実郎さんを座長に構成したのが通称「寺島委員会」でした。

寺島委員会は、1年間の議論を経て、2010年9月に「日本でも早急に国際連帯税、とりわけ通貨取引税を導入すべき」との提言をまとめ、当時の民主党政権にその提言書を提出しました。その提言書は一定の役割を果たしたものの、再度の政権交代で議論が振り出しに戻ってしまったため、あらためて、今の新たな国際環境の中で、国際連帯税導入に向けた具体的検討を行っていくために「第二次寺島委員会」を立ち上げ、議論を進めていくことを確認しました。

今日の会合で寺島実郎さんは「国境を越えた人、モノ、カネ、エネルギーなどの移動には、必ずそれに付随するコストが伴っていて、誰かが責任を持って負担しなければならないのに、その国際的なメカニズムが欠落している。今こそ、国際連帯税のような国境を越えた課税メカニズムを具現化しなければならないときで、その理念をしっかり訴えていく必要がある」と問題提起をされました。まさにその通りで、我が意を得た思いです。来年度税制改正にむけた議論でもその理念を浸透させられるかがポイントだと思っていますので、反対勢力も根強いのですが、今後しっかりと理論武装して、前に進めていきたいと思います。


NTT労組神奈川グループfrageの皆さんが国会見学!(事務所だより)

2014-07-28 14:01:04 | 雑記

今日はNTT労組神奈川グループfrageから16名の皆さんが国会見学にいらっしゃいました。

週末の東京は猛暑日でしたが、今日はカラッと晴れ、木陰に入ると風が心地よい、夏らしいお天気となりました。

今日は石橋事務所見学からスタート!

それぞれ事務所に個性があり、レイアウトが違うんです!こちらは議員室と会議室。

石橋事務所は中央の仕切りを開けています。

事務所見学後は石橋議員との意見交換をさせて頂きました。

今日も時間が足りませんでしたね。。。若者が政治に興味を持たないのはなぜか??残業代ゼロ法案等しっかりと意見交換させて頂きました。

休会中の国会議事堂内は、今日も各党の会議や見学者で賑わっていました。

神奈川県の木はいちょうです。

最後は国会議事堂正面で石橋議員も一緒に記念撮影!

お越し頂き、ありがとうござました!


情報労連・アイネス労組の定期代議員大会に出席してきました!

2014-07-25 23:55:45 | 活動レポート

7月25日午後、静岡県熱海市の初島で開催された「情報労連・アイネス労働組合」の第40回定期代議員大会に出席し、組織内議員を代表して連帯のご挨拶をさせていただきました。
 

 


アイネス労組の定期代議員大会に出席したのは4年ぶり。若い世代の皆さんが中心なので、大会も躍動感に溢れる雰囲気です。そして、冒頭、挨拶に立った兵後委員長が、なんと、挨拶原稿なしに委員長挨拶をされたのにはビックリ。全国から集まってきた代議員の皆さんに、自分の言葉で訴えかけるように目指すべき運動や今後の活動の重点についてお話しされていたのがとても印象的でした。

ちなみに、私もこの初島には初めて訪れたのですが、熱海の沖合、フェリーで約25分ぐらいのところにこんな立派なリゾートアイランドがあるなんて全然知りませんでした。しかし残念ながら、この日の滞在時間は2時間少々。しかもリラックスしたリゾートっぽい服装の方ばかりの中で、私1人がスーツ姿・・・。今度、機会があればぜひ休暇で行きたいところですね。
 

 


NTT労組企業本部大会での挨拶

2014-07-25 23:38:17 | 活動レポート

7月23日~24日にかけて、NTT労組の企業本部大会が集中して開催されました。私も、先の全国大会で2年後の参議院議員選挙の推薦決定をいただいたので、その御礼と決意表明をかねて全ての大会にお邪魔して、ご挨拶をさせていただきました。

その模様を以下、写真でご紹介します!
 

 
(7月23日 大阪のメルパルク大阪で開催された西日本本部大会。ここから行脚がスタート!)

 


(7月23日午後、東京に戻って持株グループ本部大会へ)

 

 
(続いて、豊洲で開催されていたデータ本部大会へ。挨拶後、福地委員長とツーショット!)

 

 
(7月23日の最後はコミュニケーションズ本部大会。柴田委員長とのツーショットがいいね! この後、郡山へ)

 


(郡山では、東日本本部主催の「ふくしま元気まつりin郡山」に駆け込みで参加!)

 

 
(7月24日はまず、郡山で開催された東日本本部大会。大会2日目の冒頭で挨拶させていただきました!)

 

  
(午後は福島市に移動して、ドコモ本部大会へ。大会前の復興イベントにも参加しました!)

 

以上、企業本部大会での挨拶の模様をお伝えしました。ちなみに、企業本部大会に合わせて、推薦決定の御礼を込めたポスターを作成したのですが、各会場ではそれをお披露目していただきました。嬉しいですね。お世話になった皆さん、ありがとうございました!
 


(東日本本部大会の会場にて。壁新聞も一緒に掲示していただきました!)

 


民主党「多文化共生議連」第7回総会を開催

2014-07-25 20:08:49 | 活動レポート

今日(7月25日)の午前中、参議院議員会館内で、民主党「外国人の受け入れと多文化共生のあり方を考える議員連盟」の第7回総会を開催しました。閉会中ということで、議員会員の参加は4名のみでしたが、代理参加や市民グループの皆さんたちが多数、参加してくれました。

 


今日の主な議題は、先般、7月7~8日に実施した、韓国の外国人労働者「雇用許可制度」の視察報告と、議連としての対案検討の方向性についての意見交換です。韓国視察報告では、私から、調査結果の主なポイントとして、(1)雇用許可制度の導入によって、旧研修制度に発生していた多くの問題が改善され、人権保護や人手不足の解消にも繋がっており、評価されているが、その一方で、制度導入から10年が経過し、新たな課題に直面していて、政府はすでに見直し作業に着手していること、(2)労働組合やNGOは、10年前の旧研修制度の廃止から雇用許可制度の導入に積極的な役割を果たしてきているが、当初から「労働許可制度」の導入を主張していて、現在の見直し論議の中でも改めてその主張を展開していること、(3)雇用許可制度の下で、滞在可能期間が度々延長されてきたが、結局、期限が来た段階での不法滞在化のリスクは解消されておらず、今後の見直し議論の中で、一定の基準・条件の下に現状以上に定住化の道を開くか否かが重要な論点の一つになること、などを報告しました。

また、雇用許可制度の5つの原則 ---- 補充制の原則、透明性の原則、需要尊重原則、短期循環の原則、差別禁止の原則 ---- それぞれについて、趣旨と目的、具体的制度と施策、政策効果と現状の課題についてとりまとめたものを併せて報告させて頂きました。

意見交換の中では、「労働組合などが労働許可制度を提唱しているとのことだが、具体的な制度設計はすでに描いているのか?」「日本に制度を導入した場合、定住化や不法就労問題をどのように考えるべきか?」「韓国では労働組合が積極的な役割を果たしたとのことだが、日本で単純労働者の受け入れ是非を検討するにあたって、連合との議論の摺り合わせが必要ではないか?」「完全な制度は難しいため、韓国の制度以外にも、シンガポール、台湾、ドイツなどの外国人労働者の受入制度も勉強していくべきではないか?」等々、質問や意見が出されて、活発なやり取りが交わされました。今後、視察で得られた成果をベースに、更なる具体的検討を行っていきます。

議連として今後具体的な受け入れ策の対案を作成し、民主党内で論議をして行きたいと思います。