今日の夜、たまたま点けていたテレビから突然、「ILO」と「児童労働」というとっても馴染みの深い二つの単語が耳に飛び込んできました。「おっ、何だろう？」と思って観てみると、日本テレビの「世界一受けたい授業」という番組で、「児童労働問題」が取り上げられていたのです。皆さんもご観になったでしょうか？
この児童労働問題、「三時限目の授業」で取り上げられたのですが、この授業の先生として登場したのは、ILO本部のIPEC（児童労働撤廃国際計画）というプログラム・ユニットのメアリー・リードさんです。個人的に会ったことはありませんが、責任ある立場の人ですね。
授業では、世界の児童労働の現状、インドなどにおける児童労働の実態、ILOや国際社会による取り組み、などが紹介されていました。特に、多くの児童が過酷な「最悪の形態」の児童労働に従事をしていることや、「債務児童労働」という現代の奴隷制が存在することに言及してくれた点が良かったです。
こういう、家族で観られるような番組に児童労働問題が取り上げられたこと、歓迎したいです。より多くの国民に「児童労働問題」の存在について知ってもらい、行動につなげること、これが第一歩なのですから。
