今の時点で各国の措置は仕方ないでしょう。日本も入国制限をかけているのですから。ヨーロッパでは国境封鎖まで行われているのが現状です。
新型コロナウィルスのニュースを見ていて思い出したのが、西村寿行氏の小説で「癌病船」の続編となる「癌病船、応答セズ」です。
この小説は正体不明のクローチェ・ウィルスという新型インフルエンザ（致死率は治療方法のない最初の段階でほぼ100%）の原因となるウィルスの故郷を追い求めて癌病船の乗組員たちが活躍するものです。
小説の中で世界中が国境を封鎖してクローチェ・ウィルスの蔓延を防ぐ件があります。今回の新型コロナウィルス感染者が入国することを阻止するために各国が入国制限しているのと同じですね。
単行本は絶版になっているようで手に入りませんが、電子書籍では販売されています。ただ、西村寿行氏の小説はハードな描写で知られていますので、どぎつい場面もあります。読まれる際はご注意ください。
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