イチゴロー’s Memorandum

日々の出来事、雑感や思いついたことの記録です

AirDropの罠 〜便利さの影に〜

2018-10-15 21:00:19 | iPhone & iPad
今日は健康診断の予定があり午後から出かけたのですが、最寄駅で女性名のAirDropをキャッチしてしまいました。
私の誤操作が原因なんですが、簡単にキャッチできたことに驚きです。
周囲を見回し(正午過ぎなのでホーム上の乗客はまばらでした)、iPhoneを使用していると思われる女性に声をかけたところ、やはりiPhoneを使用しているとのことだったので、事情を説明し「設定を変えた方がいいですよ」と話しました。
最近はiPhoneを使用している女性にAirDropで猥褻画像を送り付ける「AirDrop痴漢」が増えているとの報道がありました。

AirDropはiPhoneに実装されている機能で、複数のiPhoneをBluetoothで接続しファイルを共有する機能です。非常に便利な機能なんですが、これを悪用する輩が増えています。もちろん、迷惑防止条例などに違反する犯罪行為です。
ただ、iPhoneのデフォルトが「すべての人(から受信する)」になっています。このことを知らない人が多く、「AirDrop痴漢」が生まれる要因にもなっています。
対策はデフォルトの設定を変えることでできます。しかし、iOSでは設定から変更することができません。コントロールセンターからでないと変更ができないようになっています。設定 → 一般 → AirDropで変更するか、コントロールセンターから変更します。
Appleの考えとしては、まさか犯罪行為に利用されるとは思ってもいないので、わかりにくい場所に置いてあるのでしょうね。

コントロールセンターからの変更の方法(iPhone)
・コントロールセンターを開く。
・通信関係のエリア(機内モードのアイコンがあります)を長押しする。(iPadでは不要でした)
・AirDropアイコンの下に現在の状態が表示されています。
・「すべての人」になっていたらAirDropアイコンをタップする。
・「連絡先のみ」か「受信しない」をタップする。
・表示されているエリアの外をタップする。
これで見知らぬ人から不要な画像などを送りつけられことはなくなるはずです。
使用しないのであれば「受信しない」を選択したほうがいいでしょう。友達と画像などを共有するのであれば「連絡先のみ」を選択しましょう。
もう一つ方法があります。iPhoneの名前を変えてしまうのです。女性名ではなく男性名にしてしまうのです。AirDropに表示される名前はiPhoneに登録してある名前になります。Apple IDの名前ではありません。消極的な方法かもしれませんが、一つの方法です。

一番の方法はAirDropのデフォルトを「受信しない」にしてもらうことですが、実現するまで時間がかかるでしょうね。それまでは自分で防衛するしかありません。

Googleの便利さと個人情報

2018-10-14 14:14:42 | PC関連
今日はカテゴリに迷いましたが、PC関連としました。その理由はGoogleのサービスに関係するからです。

Googleのサービスを利用している方は非常に多いと思います。特に情報検索では老舗のYahoo!を上回っています。
私も検索を始めとしていくつか利用しています。
なぜ、こんなタイトルなったかと言うと、あるIT関連メディアの記事がきっかけです。
Googleが日本国内で新しいスマホ”Pixel3”シリーズを発売するのですが、スマホを買い替えるその記事の筆者の考え方が気になりました。
便利さと個人情報を引き換えにすると言う考え方がです。もちろん筆者は記事にするために考えた末の判断なので、それを批判しようと言う気はありません。それを自分に置き換えたときに”自分はどう考えるのか?”が気になったのです。
結論から言ってしまえば私は「便利さと個人情報を引き換えにしない。程々にする」です。

ITmediaに掲載された記事「スマホ乗り換えで「Pixel 3」を選んだ理由」を引用しながら考えていきたいと思います。
2018年10月14日付の記事です。

Googleのハイエンドスマホ「Pixel 3」が日本上陸。iPhoneとハードウェアスペックや価格を比較されがちですが、AppleとGoogleのスタンスの違いにも注目です。
[佐藤由紀子,ITmedia]

(中略)
 
 それに、Pixel 3の、というか、Googleのハードウェアの特徴はハードウェアのスペックではなく、それを経由して使う「AI+ソフトウェア」にあると思います。
 AppleとGoogleがオリジナルのハードウェアを出す目的は、それぞれ違います。Appleはもともと、ハードウェアが主な収入源ですが、Google(の親会社Alphabet)は今でも主な収入源は広告です。
 Googleがハードウェアを出すのは、ユーザーがそのハードウェアでGoogle検索やGoogleフォト、Googleマップなどのサービスを使ってもらうことで個人情報をどんどん集め、その個人情報で最適化された広告を見てもらうのが目的です。

これはその通りですね。Googleは広告をユーザーに見てもらう事で収入を得ています。その個人の嗜好に合わせないと広告を見てもらう事が出来ないし、そのためには個人情報が必要となります。 

(中略)

2017年からGoogleが打ち出しているキーワード
 一方で、Googleにどこまで自分の個人情報を差し出すかは難しいところです。私もかなり抵抗を感じました。でも、ある時点で腹をくくって投降しました。Googleのハードウェアを使うからには、個人情報を使ってもらわないと便利さも中くらいになってしまうからです。
 SNSなどに個人情報を提供するのは極力避けているのですが、Googleには全てさらけ出しました。GoogleがAIを使ってどこまで便利にしてくれるのかを見ていたいからです。
 もちろん、AppleもAIに取り組んでいますし、(収入源は広告ではないので)個人情報では商売しないと誓ってもいます。だからAppleを選ぶという人も少なくありません。ただ、そうした誓いもあって、検索をはじめAIの機械学習に使えるデータ量ではGoogleに分があるともいえます。
 そんなわけで、個人的にはPixel 3(手が小さいのでXLじゃない方の、128GBモデル)を予約しました。画像検索の「Googleレンズ」やFeliCaで使える「Google Pay」を使うことで、これからも個人情報をどんどんGoogleに提供していくことになりそうですが、その分どんどん便利になってくれることを期待しています。

ここに問題の本質があると思います。
「ネット上の便利さと個人情報を引き換えにできるのか」という問題にぶつかってしまうのです。
この記事を書いた筆者はおそらく記事を書くために個人情報をGoogleに提供することを決めたのだと思います。
それ自体に問題があるとは思いませんが、普通の一個人が果たしてネット上の便利さと個人情報を秤にかけてまで追い求める必要があるのかどうか。基本的には個人の考えによるのでしょうね。
私は便利さは程々にしてもいいのでは?と思っています。とは言え、必要な情報が全く入らないのも考えものですから、引き換えになる個人情報も程々になります。

かくいう私もGoogleを利用しています。
PCではGoogle Chrome
GMail
の二つです。
iPhone、iPadではアプリで
Google Chrome
Gmail
Google Maps
Google Earth
Googleカレンダー
の五つですね。
YouTubeはPCで見るぐらいですので入れていません。
これらで個人情報を入力していますが、必要最小限に留めるようにしています。Googleが信用できないのではなく、必要以上の情報を出さないようにしているだけです。それでも広告がうるさいです。ですが、ほとんど見ないのでGoogleのAIもどんな広告を表示すればいいのか困っているようです(笑)。
Googleは個人が特定できないように個人情報を加工し、ビッグデータとして販売する可能性も残されています。

Amazonは配達してもらう必要があるので住所等も入力していますが、極力コンビニ受け取りを利用するようにしています。その代わりにクレジットは利用しないでいます。ギフト券で支払うか、代金引換にしています。

Yahoo!のアプリも乗換案内と防災情報のみを利用しています。Yahoo!グループは個人情報漏れを何回もやっている常習犯です。自己防衛のため、個人情報の塊になるようなサービス(カレンダーなど)は利用しないようにしています。Yahoo! IDもYahoo!から提供されたものを利用し、こちらからは必要以上にアクセスしないようにもしています。

個人情報の塊と言えるのはスマホです。
iPhoneとiPadには二重にロックをかけています。
一つはFace IDかTouch IDと6桁のパスコードです。パスコードは誕生日や電話番号などとは全く関係のないものを使用しています。と、言っても私個人には関わりのあるものです。
もう一つはアプリのロックです。可能であればパスワードだけでなく、Face IDまたはTouch IDでロックをかけています。

ネット上の便利さと個人情報をどう考えるのかは当人が決めることです。ですが、個人情報をネット上の便利さが上回るとは私には思えません。現代社会においてネットは欠かせないインフラになっています。
だからこそ、多少の個人情報の提供はやむを得ないところはあります。しかし、なんでも提供するということにはおかしさを感じています。

ユニーファミマHDのユニー売却

2018-10-12 17:18:27 | 日記
分かりにくいというか分かりやすいというか…
ファミマが欲しかったのはサークルKサンクスの店舗だったのですが、おまけで総合スーパーのユニーがついてきたという事でしょうか。
ユニーをドン・キホーテに売却して、そのドン・キホーテの株式をTOBで取得してグループ会社にするという、なんとも複雑なことをするようです。
セブンイレブンに追いつくためにユニーを吸収合併したのですが、総合スーパーのユニーは重荷だったようで、ドン・キホーテにユニーを売却して任せてしまい、本命だったサークルKサンクスだけにした。もっともファミマに転換していますから影響はほとんどないでしょうけど。

ローソンの社長が言っていたように「1+1=2」にはならなかったようです。ファミマの基準に達していない店舗は閉店させましたので。


Amazon

2018-10-11 18:59:52 | 日記
通販で買い物をする時、私はAmazonを利用することが多いのですが、大物家電なんかは量販店で購入しています。
通販の最大の弱点が大物家電の設置やリサイクルです。洗濯機や冷蔵庫などを個人で設置するのは大変ですし、リサイクルをしなくてはなりません。価格コムの通販では設置やリサイクルをするショップとしないショップがあり、するところでも別業者が請け負っていて、結果的に大変高くなってしまい、量販店と変わらないどころか、かえって高くなってしまうことも多いのです。

Amazonはスマホなどのフィルムや充電器などは量販店より安価ですし、量販店では扱っていないブランドも購入できますので利用価値は高いと思います。
気をつけているのは、いくら安価でも業者発送になっている所は避けています。業者発送は以前にトラブルが起きていたからです。
Amazonはそういうトラブルが発生した場合に備えて補償制度を設けていますが、Amazonを通さないで業者と直接交渉した場合は補償の対象外となってしまいますので、注意が必要です。
私はAmazonが販売・発送か最低でもAmazonが発送する販売業者を選択するようにしています。
今までに購入した物は全てAmazon発送の物ばかりです。1円を惜しんでトラブルに巻き込まれるよりマシだと思っています。
発注のタイミングはタイムセール祭りやプライム・ディは避けています。というのも、プライム会員でないと発送が遅れてしまうからです。
どうもAmazonではプライム会員が優先されているようで、一般ユーザーは遅くなってしまうようです。プライム会員は有料ですから当たり前といえば当たり前ですが。
支払い方法はアマゾンのギフト券を使用しています。必要な時に必要な金額だけギフト券を購入しますから使いすぎてしまうこともありません。カード情報の漏えいに気を使うこともないですしね。
Amazonの個人情報管理が甘いとは思っていませんが、いついかなる形で個人情報が漏洩するとも限りませんからね。同じような理由でモバイルSuicaもコンビニでのチャージにしています。
「個人情報が…」と騒ぐ前に自分で出来る事で対策しておくのも必要だと思っています。

Amazonは世界有数のECサイトでアメリカのサイトから購入することもできます。(私は利用したことはありませんが)しかし、利用するときは無条件に信用して利用するのはなく、注意を払って利用するのが肝要だと思います。

1964年「東京オリンピック」

2018-10-10 18:35:42 | 日記
今日は以前の体育の日なんですが、1964年の東京オリンピックが開幕したした日です。54年前の今日、開会式が行われました。もともと、体育の日は東京オリンピックを記念した祝日だったのです。
それが”ハッピーマンデー制度”とかでいつの間にか、「根拠がはっきりしない」ということで10月の第2月曜日にされました。
ちゃんと根拠はあるのです。東京オリンピックを記念し、その開会式が行われた10月10日が体育の日とされたのです。
愚痴はそれくらいにしてどんなオリンピックだったのでしょうか。オリンピックの開催はアジアで初めてでした。戦争から復興した日本を象徴するオリンピックでもありました。
東京オリンピックに合わせて東海道新幹線が開通しましたし、首都高の一部や東名高速なんかも整備されました。実際の競技では
・女子バレーの東洋の魔女と言われた日本チームの金メダル
・裸足のランナーと言われたエチオピア・アベベ選手のマラソン金メダル
・同じくマラソンの円谷幸吉選手の銅メダル
・体操男子団体総合の日本の金メダル
が私の記憶に残っています。

正直な話、日本で開催される4回のオリンピックを見ることができるのは幸運だと思います。生で観戦するかTVで観戦するかは別にしてもです。
・1964年東京オリンピック(小学生)
・1972年札幌冬季オリンピック(高校生)
・1998年長野冬季オリンピック(社会人)
・2020年東京オリンピック(2回目、定年一歩手前)
2020年の東京オリンピックは何事もなければ無事に見ることができると思います(笑)

2020年の東京オリンピックは紆余曲折がありますが無事に開催され、世界から称賛されるようなオリンピックであってほしいと思います。