人生の日の出Ⅱ「Hero's りんくう校」編

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2月10日。私学入試!・・・

2012-02-09 00:00:04 | 日記・エッセイ・コラム

 2月10日は、大阪府下のほとんどの私学の高校入試試験日です。・・・

専願の子も、併願の子も、大きな山場です。・・・

今朝の新聞に各私学高校の出願数が公示されていました。・・・考えていたよりもとんでもなく競争倍率が跳ね上がった高校もあります。・・・

昔からよくやる、公立高校をメインにして、私学受験を「滑り止め」とする併願が今でも多い。・・・初めに何処を受けるか出願する際に、合格できる可能性を考えて色々情報をとって、ここなら大丈夫なんて根も葉もない事を子供や親御さんに伝える。そして、出て来た答えが異常なほどの競争率。・・・

今までそんなに人気のない高校でも、受かる可能性だけを考えて、今までのデーターと去年の出来事を絡ませて、「ここは、人気が落ちるから定年割れするだろうから大丈夫!」なんて、あくまで憶測だけで勧めて行く。結局倍率が跳ね上がり、元々そこの高校へ行きたかった生徒が、更なる成績アップや偏差値アップに取り組まないといけない。・・・真っ向から日頃の成績で勝負せい!・・・

単なるすべり止めが相当頑張らないと受からない事態が出てくる。・・・ここでもやはり、今日までの頑張りが明暗を分ける事になる。・・・

適当にやって、自分の頑張りのなさを良い事に、最後のあがきで受かりやすい所をわざわざ探して出願する。・・・

そういう「付け焼刃」的な対応が、日本人の学力の低下を生んでいると言う事が分からないのだろうかね~。・・・

三年間毎日頑張ってきた子は、たとえ倍率が上がろうとも受かるでしょうし、元々だめなら落ちるでしょう。・・・

子供たちは全然悪くない。・・・一年生からしっかりそんな状況を教えてあげなかった親や学校が悪いのです。・・・

わざと子供を「千尋の谷」に落としたいのならそれで良いでしょうが、決してそうではない。・・・最近の親が経験してきたものがそういう時代だったからです。・・・

私がそうでした。・・・だから息子たちの受験に対しては、まったく何も言わず嫁さんに任せていました。ましてや嫁さんはこの辺の出身ではなく関東だったため、自分で色々調べて対応したそうです。それが良かったのかもしれません。下手に昔からの動きを鵜呑みにしているから、今回のようなことになるのです。学校側もその一人でしょうね~。・・・

結果は、地道に頑張ったものが勝ちます。・・・それだけです。・・・

話しは変わりますが、本当に私は息子たちの受験の事にはまったく触れませんでした。それよりも、その頃の仕事が異常にきつかった事を思い出します。・・・簡単に言えば、「ほったらかし」・・・異常に反省しております。・・・

今現実に仕事として他人の子供たちと接していて、つくづく「だめなオヤジ」だったと思います。・・・

だからあえて言いたい!・・・

「子供の将来!一体どこまで真剣に考えているんやー?」・・・

世のお父さん方が、私のように後悔にさいなまれないようにしてあげたいのです。・・・

だから、だから、他の子供たちには、出来るだけの事をしてあげたいのです。・・・私の子供たちが経験した辛い事を他の子供たちにはさせたくないのです。・・・そしてその親御さんたちにも、私と同じ後悔の念を抱かなくても良いように・・・

私学試験まで、後一日!・・・

自分に負けるな!受験生!・・・

明日に、期待!・・・

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