最近毎日中3生の親御さま方と面談しております。・・・
当然進路の事です。冬休み前の三者面談や私立の受験の事で学校でも忙しく動いている様子。親御さま方も不安を更にあおられて、ご相談にお見えになります。・・・
昔なら、学校の先生が一番の理解者であり、今後どうするか?どこを目指すのがこどもたちのためになるのか?十分協議して納得して進んでいました。しかし、今は違います。親御さまもこどもたちも、学校の言い分を信じていません。・・・
「確かに本人にも問題はありますよ、けどもっと問題なのは今の今まで放置してきた学校側にも十分責任があるのではないでしょうか?」・・・
「そうですよね~、あげくに最後の最後でそこへはいけませんと全否定されてはねぇ~」・・・
とまぁ、こういうお話しが必ずあり、そこから本人の将来の為にどういう道が良いのか?を協議して行きます。・・・
こんなお話しは、去年ではあり得ませんでした。今年は何かが狂っています。・・・
今の時点で進路が決まらないという事自体、狂っている証拠です。・・・
こどもたちや親御さま方を翻弄させている要因は、学校での進路の指導に於いての不確実性にあります。かと言って私の指導が完璧かと言えばそうとも限りませんが、ただ少なくても私はこどもたちの将来を見ています。学校では、単に高校入学だけのような感じがします。そういう事はこどもたちも親御さま方も感じている事です。だから信用しない。・・・
いじめに苦しんで来た生徒に、そのいじめをしてきた生徒が多く行く高校へ行けと勧めても行けるはずがないのです。それでも学校では、それまでの学力レベルに応じて判断します。そこなら受かるからと・・・
受かれば後はどうでもいいのか?・・・
こころに傷を持っている生徒は、たぶん一生その傷を背負いながら生きて行きます。そう簡単には癒えないのです。・・・
そういう精神的な要因は、とても重要です。中には、遠いから~近いから~、制服がダサいから~とか言うごく単純な場合もあります。そういう場合なら、学力的な所から説明もつきますが、何らかの心の問題であれば十分考慮してあげる必要があると思います。・・・
一体、学校はどうなってしまったのか?・・・
まぁ~だからうちのような教室が必要になるのですが・・・
別の解釈でいけば、学校に感謝ですね。・・・
今年は、なかなか落ち着かない年末となりそうです。・・・
明日に、期待!・・・