自賠責の会社へ・・・・・

　自賠責の会社は、自宅から５０分のところにありホテルの中にある。・・・

かつて働いていた職場の近くだ。ここはやはり、ドロリン号の出番だ！GO!GO!～・・・

待てよ！こんなに汚い車で、ホテルに入ってもいいのか？断られたらいやだなぁ～。まあ、高級ホテルじゃないし、大丈夫だろう！とかぶつぶつ考えながら、走らせた。・・・

さすが、毎日通勤しただけの事はある。何も考えず、迷うことなく無事到着。ホテルの駐車場に入ろうとした時、ベルマンがやってきた。・・・やばい、だめなの？・・・「すいませ～ん！満車で～す！」・・・満車か、よかった断られなくて。・・・向かいの、ボウリング場の駐車場に止められますからとメモのような紙切れをもらった、このメモを帰るときにフロントに出すと無料になるらしい。なるほど・・・

ボウリング場に車を止めて、ホテルへ・・・確か、１２階だった。・・・エレベーターを探して、うろうろ～、エスカレーターがあったので乗り込む。３階まで行って、おかしなことに気付いた。ここは、客室か？番号のついたドアが並んでる。・・・戻って、フロントで聞いてみよう。・・・フロントに聞こうと思ったら、誰もいない。ふと、横を見るとエレベーターがある。これだ！・・・これに乗り込む。・・・？？？・・・１２階がない！いきなり、３０階からスタート！・・・降りて、やはりフロントで聞くかな。・・・フロントに人がいる！・・・あの～・・・聞いてみた。すると、ホテルから出て右に行くと専用のエレベーターがあるらしい。・・・なんだ！そういうことか、最初から聞けばよかった。・・・「ホテルを出て、右っと！」・・・な、ない！エレベーターがない！・・・うろうろ～・・・だんだん頭にきた。あのフロント！適当に教えやがって～！・・・もう一度フロントへ・・・今度は、お姉さん。・・・あの～・・・聞いてみた。すると、やはり同じ答え。先ほどの話をしてもっと詳しく聞いた。・・・わかりました！テナントの中に入ると、専用のエレベーターがあった。これかぁ～！１２階・・・やっと見つけた。自賠責の会社に着き、書類を渡す。・・・

はぁ～～。なんだか、疲れた。・・・

とにかく、帰ろう！出発、ドロりん号！・・・？・・・しまった、駐車場の無料券もらわないと。・・・

私は、戻ってホテルのロビーへ・・・貰ったメモをフロントに渡すと・・・？駐車券はありませんか？・・・ち、駐車券？・・・車の中か？あれ？記憶ない？あれ？あれ・れ・れ・れ・れ・れ？

車に戻って、探しまくり。・・・こまった、待てよ？・・・あ、貰ってないんだ！・・・入口に行って探したが見当たらない。機械が古いから、出ないのかも。でも、出ないと開閉バーが開かないし、困ったな。とにかく、ボウリング場の受付で聞いてみよう。・・・聞いてみた、すると私が取り損ねたという事が判明！この、受付で無料券を貰った。支払機の「券紛失」のボタンを押して無料券を入れて下さい、とのこと。その通りやって、ようやく帰ることができる。ハア～・・・・・

帰り道・・・「おかしいなぁ～？」今までこんな事なかったのに、どうしてだろう？・・若年性アルツハイマーか？確かに、忘れやすいけど・・・言葉もスラスラ出ない時もあるし、嫁さんの話も聞いてない時あるし・・・仕事の反動か？ホテルの中で迷ったし、でも方向音痴は生まれつきだし、・・・様子見るか！・・・・・

途中、三男の病院に寄った。相変わらずの病室の風景。少しずつ、治ってきてる。リハビリも始めるらしい。・・・よかった。・・・

自宅に帰って、資格の勉強。・・・・・

私は、簡単に考えていた。受けるのは、行政書士。

行政書士は、憲法、行政法、民法、商法および一般常識が問題として出題される。合格率は、８％～９％。かなり、専門的な問題が出る。・・・人気がある講座なので、多少優しいのかと思っていたが、またまた甘かった。とんでもなく、難解だ。「遡及する」・・これ、なんて読むの？（そきゅうする）「みなす」「準用する」・・どういう意味？「瑕疵ある～」・・なにこれ？書けない！・・・とにかく、覚えないといけない。読み書きから始めないといけないぞ！・・・

六法片手に、憲法のテキストをやる。漢字辞典は、その都度ぱらぱら。なかなか、進まない。

大丈夫！まだまだ、１０か月ある。仕事もしてないんだから、これに集中するぞ～・・・・・