今日は、さっきまで中3生男子と将来について話していました。・・・
彼には、今まで人には言えない「夢」があったのです。・・・
家では当然、高校は進学校で、大学を出て、それなりの会社に入ってほしい。という親の願いがあります。彼はそれを分かっているので、今まで言い出せなかった。親が言うように、そこそこの進学校への志望をしていました。が、なかなか動けない。ここに来て、どうしても二の足を踏んでしまって、成績も思うようにあげられない。このままでは進学校へはいけないし、他の塾にも行ったら何とかなるのか?とか、悩んでいました。・・・
「夢」を実現させる。・・・
これはやはり最優先課題です。周りの都合や体裁だけで、今やりたい事を進めないでどうするのか?それでなくても、進路の問題で学力も頭打ち状態になり、どちらもつかずじゃ話になりません。・・・
「もし、夢を実現させるには、どこの高校へ入らないといけないんや?」・・・
「R高校です。」・・・
R高校は、決して進学校ではない。・・・
「でもそこに行く事を想像した時、目の前の道筋にポツポツと明かりがついて行くのがわかるやろ!違うか?」・・・
「そうです。どんどん次から次えと明かりがついて行きます。」・・・
「それが本来の夢やろ!迷わずそこに向かえばいいんと違うか?親は説得すれば良いだけや。親さえも説得できずに、夢なんて実現出来ない」・・・
親の言う良い高校、良い大学、そこそこの就職のかつて流行ったお決まりのコースは、すでに崩壊しています。こどもたちに教えなければいけないのは、「夢」を持つ事の重要性。それを達成させる方法。将来の夢のためには、どこの大学、どこの専門学校、どこに就職、するのか?また、それぞれに行くにはでは、どこの高校へ行くのが良いのか?そういう選択の仕方が、これからのこどもたちの進め方だと思うのです。その方が、結果的には本人や日本の将来の為になる。・・・
また企業も、お決まりコースで適当に来た子を雇うほど余裕もない。出来るなら、将来に夢や希望や野心を持った学生がいれば、そちらを選択します。今の世の中は確実にそうなって来ているのです。・・・
後は、彼が親御さんを説得できるかどうかにかかっています。・・・
このまま、親の言うとおりに進めた場合、終点は大学入学です。その先は、たぶん無い。・・・
親が引けるレールは、せいぜいそこまでが限界なのです。・・・
何も考えず、人に依存して生活して来たこどもたちが、自分の意志で夢を持ちそこに邁進できるようにして行く事も、子供の将来を見据えた事ではないでしょうか?・・・
こどもたちの終点は無い。・・・
明日に、期待!・・・