人間以外の動植物・・・

　今日は、朝から実家へ行ったり来たり。・・・

お母んは、３姉妹の末っ子。・・・

一番上のお姉さんが脳梗塞が原因で足が動かせない。・・・

そこで、お見舞いに出かけるという事で、送り向かいをしたのだ。・・・

この三人、何かとケンカをしている。些細な事で、あーだこーだ言ってます。・・・本当は仲良しなんでしょうね。・・・

今日も久しぶりに出かけたが、肝心の家が分からず、迷子になりました。以前一度行った事がある嫁さんにケイタイで聞いて何とか到着。しかし、玄関は鍵が掛かっていて留守？かもしれない。一旦、離れて昼食をとった。・・・

「昨日行くって電話したのに～なんやねん～」・・・お母んはプリプリ～。・・・

二度目に行って、あちこちウロウロしたが誰もいる気配がしない。・・・

そこで、２番目のおばさんに連絡した。・・・

「鍵が掛かっていて、いないようなんですよ～」・・・「姉さんも、おかしなとこあるからな～。電話したんやろー、待ってるんが筋やろ～」・・・こちらもプリプリ～。・・・

その内、裏の扉が開いていて、中からおばさんの声がすると、お母んが言いだした。・・・

「姉さんの声すんねん～」・・・えっ？・・・

その後は玄関の鍵が開いて、伯父さんが出迎えてくれた。・・・

どうやら、お客さんが来てもセールスなんかでわざわざ、歩けないのに無理して迎える事が苦痛になるからと、鍵をかけているそうです。知り合いなら裏から来るからと・・・

上にあげて貰って、久しぶりの姉妹の会話です。・・・

「よう来てくれた～。この体やから、二度と会われへんかと思うてたで～顔見れてよかった～」・・・伯母さんが言う。・・・

「暑い暑い」とハンカチで額や目の周りをぬぐうお母ん。・・・

（仲がいいんだな～）・・・そう思いました。・・・

人間はみんな優しいです。・・・

日頃は、なんだかんだ言っても、やはり心配で気にかけている。・・・

ふと、思うのだけれど・・・

人間同士とても優しく、協力しながら生きて来てるのに、どうして他の生き物に対して無頓着なんだろうかと・・・

絶滅危惧種が多い中。・・・そのほとんどが、人間による環境変化により、動植物が消えていく。・・・

生きる為に？自分の欲の為に？・・・自然を改ざんし、自分らの都合の良いように変えて、自分らの良い訳でそれを正当化する。・・・そのために、今まで数万年も息づいてきた生き物たちが絶滅して行く。・・・良いのだろうか？これで・・・

これからは人間が自然に入って行くべきだと思います。・・・自然との共存？・・・そう簡単ではない。・・・

人間の命より、自然の命を優先出来ますか？・・・それは不可能です。世の中は、人間が創っているからです。・・・

でもね、自然が無いと生きられないのも人間ですよね。なんとか共存する方法を見極めるのが最優先課題です。・・・原発なんかもそうですよね。もっと真剣に議論すべきです。・・・全国民が議論すべき問題ですよ。・・・

先日、我が教室で、小学生の男の子が休憩時間に、コロコロ動かせる椅子を使って遊んでいた。・・・

「塾長見てぇ～」・・・椅子に座ったままあちこち動き回る。・・・

私のいる面談コーナーに来て、コロコロして来た。・・・

「こらっ！」・・・

この子は、夢中です。・・・「見て見て～～～」・・・

その瞬間、観葉植物の長く伸びた枝を、椅子のローラーで踏みつぶしてしまいました。・・・

その事に気付かず、はしゃいでいたので、叱りました。・・・

「こらー！・・・枝が切れているじゃないかー！もっと生き物に気を使いなさい！」・・・

初めは聞く耳を持たなかったが、確実に浸透したと思います。・・・

小さい頃は、大人の小さなことがとんでもなく大きな問題で、ちいさな頭全開で考えるものです。・・・これでもか！と大人の感覚で叱りつければ、それはもう限界を超えて、虐待を超え、暴力になる。・・・それが子供の世界なのです。・・・

次の日、彼はおとなしくなって居ました。・・・決して椅子で悪ふざけはしなくなりました。・・・

私もあえて何も触れませんでした。・・・それで良いんです。・・・

自然を感じる心を、取り戻せればそれで良いです。・・・

・・・　・・・　・・・　・・・

今日は、・・・

「お母んのなみだ。」

「どうぶつの不遇？」

「お子さまの教えかた？」

の、三編でした～・・・

次回もおたのしみに～。・・・むふふふふぅ～～～！・・・

じゃんけん！グー！・・・

（って！サザエさんかい～？）・・・

明日に、期待！・・・