先日、大阪の弁護士事務所から、三男と一緒に来てください。と、連絡があった。・・・
後遺症障害の認定手続きをするために、先日病院で書いてもらった症状固定の証明書も持って行く。・・・
三男の足の状態を実際に、弁護士先生に確認してもらって、書類の作成や保険屋との交渉をして貰う。・・・
電車を乗り継ぎ、大阪市内へ向かう。・・・
三男と嫁さんと私の3人が電車を乗り継ぎして、どこかへ行くなんて、過去にあっただろうか?・・・
家族5人全員でならあるけど、・・・上の二人が独立しているから、これも時代の流れだろう。・・・
弁護士事務所に着いて部屋に案内して貰った。・・・「しばらくお待ち下さい」・・・
先生方が入って来た。・・・「どうも、どうも~」・・・
最近の状況の報告があり、当初相手の保険屋との話し合いでは、三男に過失割合が大半以上あり、それが50対50になり、その後逆転して51対49になった。・・・嫁さんが、少なくてもたとえ1%でも良いから、相手の方が過失が多くなるように交渉してほしいと訴えたからだ。・・・それは、事故が起こったその日にさかのぼる。・・・(バックナンバー2011年1月・交通事故より)・・・
三男が病院に運ばれ、精密検査をして今すぐ緊急手術が必要だと言う時に、事故の相手の夫婦がやってきて、三男の状態を聞く訳でもなく、保険に入ってるかとか、車の修理をどうしてくれるか、とか言い出した。その時点では、過失がどうなるかは全く決まっていないのに・・・悪いのは、全て三男の方だと・・・話をせず、そのまま引き取ってもらったが・・・
嫁さんは、その時の事が頭にあり、過失割合はたとえ1%でも、相手が悪くなって欲しいと思っていたからだ。・・・意地でも、うちの子は悪くない!・・・
結局、嫁さんの勝利となった。・・・今後は、物損の支払いと、治療費を過失割合で割った分を払ってもらい、後遺症障害の慰謝料を請求する。・・・ただし、お金が入るわけではない。弁護料を支払ったら、プラスマイナスゼロ。・・・手術費や診療費を払ってるし、弁護士契約料も払っている。・・・相手に勝つために行動しているだけなのだ。・・・
弁護士を雇うという事は、そういう事なのだ。・・・くれぐれも、銭儲けにはなりませんのでご用心して下さい。・・・たとえば、ブラックローンの過払い請求。弁護士を雇って、取り戻しても弁護料で消えます。ただ、正義を貫きたいなら、弁護士と共に闘いましょう。・・・どうしたらいいか困ったら、まずは相談を・・・法テラスへ(相談は、無料です。)・・・
その後弁護士事務所では、三男の足の状態や可動域等を検証、写真に採った。・・・新たな請求をするために、手続きが始まる。・・・
次回の約束をして、事務所を出た。・・・
この交通事故も、一年掛かった三男の手術が全て終わり、相手との示談交渉も良い方向に進んできた。・・・当初、悪者扱いされた息子の名誉を取戻し、元の生活を取り戻さないといけない。ただ、三男の足は以前のようには曲がらない。・・・足の傷も消えない。・・・
三男の将来は、本人が決めて選択していかないといけない。・・・
本人の力で、どれだけ将来の選択肢を広げる事が出来るだろうか?・・・
心配は尽きないが、今は今の最善を尽くそう!・・・
弁護士事務所の帰り道、駅の飯屋で夕飯。・・・
三男は相変わらず、どんぶり大盛り、てんこ盛り。・・・
たらふく食べて、・・・
帰りの電車に乗った。・・・
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