今年の高校入試は大荒れの模様です。・・・
以前にも書きましたが、今年から前期試験でも全日普通科が受験可能となり、こどもたちには3回のチャンスが与えられます。・・・
去年の12月15日に「第一回進路希望調査」の結果が出ていました。新聞などでみた方も多いと思います。・・・
今回の調査で、全募集人員に対して全希望者の割合で計算すると、倍率1.18倍。・・・
更に、その内の前期試験では4.09倍というとんでもない倍率となりました。・・・
あちこちの業界や教師の担任方々の話では、私立と前期試験で燃え尽きてしまうかも知れないという事、基本的に2月時点での早い段階での受験地獄からの脱却を計ろうとする向きもあるだろうという事、など上げられていました。・・・
という事は、最後の3月まで頑張る生徒数が例年になく少なるなる可能性が出てくる。と言う判断が大方の見解です。・・・
定員割れ?かもしれません。・・・
中には、それを見越して敢えて前期試験をパスして、後期一本で絞ろうとする生徒(親御さんの考え)があります。・・・
そう甘いもんではないですよ~。・・・
人間、あれこれ考えるんです。その当日にならないと分からないのが「入試」なのです。魔物が住んでいますよ。・・・
私は、3年生にはずっと言い続けています。私立、前期、後期の三回のチャンスをみすみす捨てる必要はなく、むしろ三回ともチャレンジしたほうが、天も味方する!からと・・・
余計なことを考えてウロウロする所が結構あるはずです。その隙をつくんです。・・・
必ず波乱がありますよ。・・・
人生もそうです、チャンスは必ず乗っかってみる。駄目でも良いんです。目の前のチャンスを見過ごしていたら次の扉は開きません。・・・結果を誰が予測できますか?分かっている事は、どれだけ頑張ったかですな。諦めない心と言うのは、それだけで凄いパワーがあるものです。・・・
幸運を引き寄せられるのも、それなりの努力の結果です。・・・
真っ向勝負です!・・・
最後まで諦めない!・・・
その為には、あと2か月、モチベーションを保てるかどうかに掛かって来ます。・・・
うちのこどもたちにはかなり前から、3回とも受けろ!と言い続けています。本人たちもそのつもりでしょう!・・・
チャンスは全部ものにする!・・・
当日は、何が起こるか分からないのだから・・・
教科内の選択問題もそうです。前期試験だから簡単なA問題だと、限定して良いのだろうか?大阪府の要綱では、「当日の各高校で決定する。」とあります。・・・
ここは、可能性がある以上、両方やり込んでおく必要があります。・・・
想定外なんて事の無いようにしないといけません。・・・
「えっ?まさか~」なんて事の無いように、しておきたいですね。・・・
今回の入試。・・・最後の最後まで、諦めずに頑張った者が、「勝者」となります。・・・
ところで、今回の実力テストの結果も出揃って来ました。・・・
上がり下がりがそれぞれ見受けられます。・・・
ここでも私は一貫して言い続けています。・・・
「今更、学校のテストで一喜一憂しても後の祭りです。」・・・
要は、高校入試を制しないと何もなりませんね。・・・
月末には最後の学年末テストがあります。これも同じ事ですね。これで、例えば五教科490点採っても、正直「今更ジロー」なのです。(昭和のオヤジギャク)・・・
最後のテストで良い点数が採れても、入試で良い点数が出せないと全てがパーです。・・・
「でも、内申点が~」・・・と言う意見も出ます。今から頑張って上げられてもスズメの涙程しか変わりません。それが相対評価だからです。・・・
受験する高校へは点数が行きます。けど、僅か上がっただけの内申点で合格点が決まるのではなく。基本は当日の試験の点数です。プラスアルファーで合格ギリギリなら可能性はあるかもしれません。でもそうなるともう、「運」ですよ。・・・
と、今日もみなさんに「吠えて」ました~。・・・
最後の最後まで、諦めない。諦めさせない。・・・
明日に、期待!・・・
加筆事項・・・(H25年1月15日現在)
公立高校前期に於いて、第二回希望調査では、若干下がり、3.90倍。依然高い倍率で推移しています。春日丘7.8倍、寝屋川7.18倍と7倍を超えており、過去最高です。その他、6倍台7校、5倍台9校、4倍台12校と続きます。23日以降の実際の出願率が分かり次第お知らせして行きます。