今日は、三連休最終日。・・・
この辺では、岸和田から一か月遅れで、だんじり祭りがあった。・・・あっちもこっちも、通行規制が掛かり、「そ~りゃ!そ~りゃ!そ~りゃ!---」と青年団一同がだんじりを曳き、大工方が屋根の上で舞いながら、うちわで指示を出す。大勢のハッピ姿の老若男女が後をついて行く。・・・
私は、この市の市民病院で生まれたが、一年後、隣の県へ移った。・・・ここは、お母んの里である。・・・
子供の頃、このだんじり祭りを見る為、連れて来てもらったことが数回あるが、私の目当ては、屋台などの出店。しかし、だんじりがどんどん移動するので、言うほど出店はなかった。・・・おとんと二人でたこ焼きを買って食べるくらい。しかし、お母んは違う!・・・
今ここに居たかと思うと、知らぬ間にだんじりに着いて行き、行方が分からなくなった事がある。・・・私は、人の流れに流されそうになり、しっかりおとんの手を握り、見失わないようにするのが精いっぱいだった。・・・
今日は、そのだんじりが終わった次の日。・・・祭りに参加した人は、ほとんどが酔っ払っていたり、声が出なかったりで、お休み状態。・・・午前中は、主要道路も空いている。・・・かな?・・・
そんな時、二人目を無事出産した長男の嫁が、二人の我が家の孫を連れて、長男とあいさつに来た。・・・
生憎、嫁さんは留守。・・・
ちっこい、生まれて間もない、おチビちゃんを抱かせてもらった。・・・正直怖くて、すぐ長男の嫁に託した。間違えて、落としたりしたら、えらい事になる。・・・
大きな赤ちゃんだと思ったが、実際は、ちっこいのだ。・・・
孫の長女の方は、どんどん女の子らしくなって来ているようで、オルゴールを聞きながら、回るお人形を見て、うっとりとしている。・・・なんとなく、うちの嫁さんに似ているような・・・
決して、私に似てはいけない。・・・ちっさくて、気が小さくて、ブ男だから・・・でも、大人になったら、デートしてね~。・・・お爺の切なる願い。・・・
昨日貰った、加太の天然鯛やらひじきやらをあげて、彼らは帰って行った。・・・
実は、もっと孫と遊びたかったが、間がもたないのだ。・・・嫁さんがいれば、私が30、嫁さんが70の割合で相手が出来るが、私だけだとどうも困ってしまう。・・・
だが、明日は、嫁さんが保育所へお迎えに行く事になっているから、今日よりかは遊べるかも~・・・
明日は、平日。・・・
という事は・・・(いきなり、真剣!)・・・
先週、面談した、日本政策金融公庫から、結果の連絡があるかもしれない。・・・話では、一週間から10日で結果が出るらしいので、明日で一週間。・・・明日から数日で結果が出る。・・・
少し緊張するが、なるようになるだろう。・・・だめなら、都市銀行か行き付けの地方銀行へ行く。・・・それもだめなら、次の手がある。・・・
人間の可能性は、決断すれば、無制限に広がって行くものだ。なんとでもなる。・・・
今日来た長男夫婦には、詳細を話し、いつしかお前たちも独立できるようにしてやると約束した。・・・子供が二人になり、収入が決して多くない今の職場で、早朝から深夜、眠る事なく働いて、長男の嫁も働いている。・・・それでも、今のうちに苦労はしておいた方が良いだろう。そう言う意見もある。しかし、現在の雇用環境は半端なものではない。労働者の賃金を管理可能費として、出来るだけ抑え、決して収益の改善はおろか、大胆な政策や設備投資もしないまま、現状維持に躍起になり、少しでも安く労働させる事に集中し、退職したいと言う者には感謝すらする。・・・
また、年金の受給年齢も70歳に引き上げて、年金収入の問題の改善にしようと言う話もある。・・・企業の定年も若年齢化して来ているし、かと言って年金支給の70歳まで働けるところは皆無だし、企業の再雇用でも、それまで貰っていた収入の三分の一ぐらいになる。・・・
このままだと、若者の年金離れは加速する。・・・そうすると、年金自体がなくなるかもしれない。・・・さらに拍車をかけて、労働者は収入源を断たれることになる。・・・
そして(飛躍します!御注意!)、品物の値段を下げても、誰も買えない状態になり、さらなる格差が生じる。・・・低収入層が増え、企業は海外からの収入だけに頼るようになり、それまでの物価を下げて集客する方法が見直され、国内では富裕層だけを相手にした定価販売にシフトする。・・・インフレが始まる。・・・円が紙切れになる瞬間です。・・・その頃には、中国などの人件費も日本並みになり、リストラが盛んになり、更なる低賃金の人員確保に走る。・・・
こうは簡単には行きませんよね~。(本当は、もっと複雑に絡んでいますし、あらゆる事を加味しないといけません。例えば的な話です。)今の日本の若者層の大半は、自分の価値を知らないし、知っていてもそれを使って世の中を渡って行けない。大体(一部かも?)が、大学へ何のために入るか、卒業後はどうするかなどの、将来の夢がない。・・・確かに、数十年前までなら、大学へまず入って、それから考えて、なんとなく会社に入って、教えて貰って、それから将来をなんとなく見据えて、その内やりたい事や夢に気づいて、何回か勝者を味わう事が出来た。(終身雇用)・・・でも、今は違うのだ!・・・「言われなくても分かってる!夢をみたくても、将来に期待できない現状ではないか!」と、聞こえてきそうだが、「夢は自分でみるものだ、見させてもらうものではない!」・・・
今は、個人個人の力量の判断が、かなり高い所にあり、志を貫ける人間だけが生き残れる。・・・
志を貫くには、「自分の夢や希望を持ち、諦めない。」この事が大事だ。・・・
話は、反れたが、長男がやるかどうかは知らない。・・・だが、可能性を与えるという事が大事なのだ。・・・今の仕事で、自分の夢や希望がかなえられるなら、それで良い。だが、こんなご時世だ、頑張っても確固たる志がなければ、潰される。・・・決して過保護ではない。生きる為の方法を示しているのだ。長男は、決してバカではない。勉強をする機会を与えてやらなかっただけである。・・・以前の私のように、ただ働いていれば、万事全てうまく行くという時代は終わったのだ。新たな時代に負けないように、新たな道を見せたいだけなのだ。・・・
過去の私のように一労働者として頑張っているのは、長男だけ。・・・
次男は、手に職を付け始めた、先では独立できるだろう。・・・三男も、自分の好きな道で修行するようだし、先で店舗を持つだろう。・・・次男も三男も、自分で道を見つけた。・・・問題は、長男なのだ。・・・彼は、その後の私の危機意識を知らないで、早くに結婚した。話す事も出来なかった。・・・当時は、生まれてくる子供の為、ただ働けと告げたのだ。・・・これからは、それだけではいけない。・・・絶えず将来を見据えて、夢の為に今をどう動くかがカギになる。・・・
私の独立開業は、彼らの将来に大きく影響する。・・・
私がやらねば、誰がやる。・・・(どっかで聞いたフレーズだが?)・・・
今日は、なぜか、お説教になってしまった。・・・
自分の心配もそっちのけで、こどもや若者たちの心配をしてしまった。・・・
でも、だから、私は、やりたいんだー!・・・(金融公庫さん、了承して~!)・・・これが、本音?・・・
明日に、期待するぞ~!・・・
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