この小さき母ポリナは、どれほど深い親切で私を慰めてくれたか、決して忘れません。彼女は私に修道生活の説明をしてくれました。そうしてある夜、私は彼女から聞いた話をいろいろと思いめぐらして「カルメル会修道院は、天主様が私を隠すために選んでくださった沙漠である」という事を感じました。この感じは、私の心に少しも疑いを残さないような強い感じでした。豹変しやすい子供の空想ではなく、確かに天主様に招かれたのであるという強い感じでした。これによって大いに心の平和を覚えました。
翌日、私は私の希望をポリナに打ち明けましたところ、ポリナは「これは必ず天主様の聖慮(おぼしめし)であろうから、修道院長にこの事を願うため、日曜日に「カルメル会」に連れていこう」と約束してくれました。その日になって、意外にも、従姉のマリアも私たちと共に修道院に行くという事を聞きましたので、私はこれを大いに迷惑に思いました。実は私はその時何としても一人で修道院長に会いたいと思っていたのですからいろいろの考えを巡らした末、マリアに向かって「私等は、幸いに修道院長にお目にかかれることが出来るのですから、なるべく大人しく礼儀正しくして、私たちの秘密を打ち明けなければなりませんから、代わる代わる一人ずつ合うようにしましょう」と申しました。しかし、マリアは別に秘密がありません。そのない秘密を修道院長に打ち明けるために別々に会うのは嫌だったでしょうが、私のいうとおり、従ってくれましたので、私はただ一人で親愛なる母様に会う事が出来たのです。そのとき、あなたは私の大事な秘密を聞いて、天の招きであるということを信じなさいましたが、しかし、9歳の志願者を入れる事ができない、是非既定の16歳まで待たなければならないという事を告げられました。それで、私はポリナと一緒に入って、彼女が着衣式の日に、初聖体を受けたいという激しい希望を断念しなかればならないようになりました。
読んでくださってありがとうございます。yui
翌日、私は私の希望をポリナに打ち明けましたところ、ポリナは「これは必ず天主様の聖慮(おぼしめし)であろうから、修道院長にこの事を願うため、日曜日に「カルメル会」に連れていこう」と約束してくれました。その日になって、意外にも、従姉のマリアも私たちと共に修道院に行くという事を聞きましたので、私はこれを大いに迷惑に思いました。実は私はその時何としても一人で修道院長に会いたいと思っていたのですからいろいろの考えを巡らした末、マリアに向かって「私等は、幸いに修道院長にお目にかかれることが出来るのですから、なるべく大人しく礼儀正しくして、私たちの秘密を打ち明けなければなりませんから、代わる代わる一人ずつ合うようにしましょう」と申しました。しかし、マリアは別に秘密がありません。そのない秘密を修道院長に打ち明けるために別々に会うのは嫌だったでしょうが、私のいうとおり、従ってくれましたので、私はただ一人で親愛なる母様に会う事が出来たのです。そのとき、あなたは私の大事な秘密を聞いて、天の招きであるということを信じなさいましたが、しかし、9歳の志願者を入れる事ができない、是非既定の16歳まで待たなければならないという事を告げられました。それで、私はポリナと一緒に入って、彼女が着衣式の日に、初聖体を受けたいという激しい希望を断念しなかればならないようになりました。
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