封じ手予想

＜本日の一言＞
本日の対局は勝ちました。
来年のためにも、少しは頑張っておきたいですね。
＜/本日の一言＞

皆様こんばんは。
本日は名人戦最終第7局の1日目が行われました。
早速振り返っていきましょう。



1図(実戦)
井山裕太名人の黒番です。
名人はここぞという対局では地にカラくなる印象があります。
それにしても、本局の碁形はかなり偏っているように見えますね。
白は確定地がありませんが、上辺一帯に大きな勢力を有しています。





2図(変化図)
ですから、私ならこのような打ち方を真っ先に考えます。
全体の白石をつなげて大きく構える意味です。





3図(実戦)
しかし、張栩挑戦者は右下隅に潜り込むことを選びました。
一点集中を好まない、「らしい」打ち回しですね。
私としては真似したくありませんが・・・(笑)。





4図(打ち掛け局面)
黒△と打ったところで打ち掛けとなりました。
次の白の手が封じ手ですが・・・。





5図(封じ手予想)
白△を予想します。
張挑戦者は、直線的な攻めよりも搦め手を好む印象があります。
狭い所ですが、ここから遠巻きに中央黒への攻めを狙っていくというシナリオはいかがでしょうか。


明日で今年の名人戦が終わります。
最後に笑うのはどちらでしょうか？
ぜひご覧ください！