穹窿山兵聖杯決勝

＜本日の一言＞
アメリカの中間選挙が近付いていますね。
上院・下院とも共和党の勝ちと予想してみます。
素人なので気楽です(笑)。
＜/本日の一言＞

皆様こんばんは。
昨日はお休みしました。
気付いたら寝ていたので、お知らせもできず・・・。

さて、本日は第9回穹窿山兵聖杯世界女子囲碁選手権決勝の感想を述べたいと思います。
黒は崔精九段、白は呉侑珍六段という韓国選手同士の組み合わせとなりました。
ハードルは高いですが、いつか日本選手にも世界タイトルを争えるようになって欲しいですね。
なお、棋譜は幽玄の間でご覧頂けます。



1図(実戦)
白1、3と黒大石に脅しをかけましたが、構わず黒4と手抜き！
危険は無いと読み切っているのでしょう。





2図(実戦)
事実、黒△まであっさり生きることに成功しました。
黒がポイントを上げたでしょう。





3図(実戦)
その代わり、黒×が切り離されました。
この石を取られると、中央にかなりの白地ができてしまいそうですが・・・。





4図(実戦)
黒△まで、何事もなかったかのように凌ぎました。
ここでも読みでポイントを上げましたね。


崔九段は読みが正確で、戦いでポイントを上げることが多い印象があります。
持ち味がよく表れた一局だったのではないでしょうか。
これで崔九段は、本棋戦で3度目の優勝を果たしました。