春の雨と寒の戻りの間隙をぬって、さる日のこと。
拙者ラン吉、三浦半島へ物見遊山にまいった。
拙者とおなじく英国出身の日本男児、ノーフォーク・ぎんのすけ殿と同行である。
ぎんのすけ殿 「我がギンちゃん号に乗りたるは、ラン吉であるか!」
拙者ラン吉 「本日は、道案内のほど、よろしくお願いいたしまする」
まずは、油壺マリンパーク! ここは、なんと、イヌも入園できるのである。
イヌ好きのイルカに見つめられ、ぎんのすけ殿、ここでもモテモテでござる。
かたや、拙者ラン吉 「モテなくて、結構でござる。。。 見つめないで〜〜」
いつも遊び上手のぎんのすけ殿、ペンギン追いかけ、右に左に。
かたや、拙者ラン吉、芝生みつけて、右に左に。 「いざっ、走ラン!」
「三浦海岸・桜まつり」へも足をのばした。 満開は桜ではなく、菜の花。
三浦海岸駅から小松ヶ池公園までの河津桜、今年は咲くのがおそいらしい。
さてさて、女は荷物をオヤジらにおしつけ、三浦の特産品を買いあさっておる。
三浦海岸へも、おりたってみた。 春の海 ひねもす ノラリクラリ かな ?
ひぇぇぇぇ〜、足元の波はザブンときたぁぁぁ〜! ビビったぁぁぁ〜。
拙者の逃げ足は、天下逸品! だれにも負けぬぞえぇぇぇ~!
ビビリも拙者ほどの達人であれば、立派に自慢のたねである!
さてさて、今回の遊山は、片道2時間ほどのドライブとあいなった。
拙者ラン吉、よいどめ薬なしで、無事に帰宅までこぎつけた。
多少の距離ならば、日帰りでドライブを楽しめる自信がついた。 実に喜ばしい。
が、思えば、今回は銀翁師匠 (通称ぎんパパさん) の快適な運転であった。
ギンちゃん号でのドライブは、まさに、ゆったり、そう快な走り!
拙者の父がころがす小さなラン吉号で、はたして、おなじ結果が得られようか。
次のドライブは、一体、いつどこへ行くのであろう。。。
ビビリながらも、次の遊山が楽しみな拙者でござる。。。