となりの井原市で開催されている
広重と北斎、東海道五十三次と浮世絵名品展を見てきました。
広重の全盛期と晩年作、葛飾北斎のもの
それに大正期のモノクロ写真を東海道の宿を追っての展示は
それぞれ味があって楽しいものでした。
我々世代には永谷園のお茶漬けのおまけでなじみがありますね。
それにしても本物のブルーのグラデーションはどんな印刷物でも
再現できないほどの美しさでした(^^)
会場は井原の田中美術館(でんちゅうびじゅつかん)
だったので常設展示の平櫛田中ワールドも堪能できました。
有名なところでは「鏡獅子」ですが
他にも「尋牛」や「活人箭」といった有名作品がありました。
中で今回の私の中のナンバー1は「五十鈴老母」
ちょっとしばらく見とれてしまいました。
正面より横から見た佇まいはちょっとよかですよ~
ちなみにモデルは伊勢の名物「赤福」のおばあちゃんだそうです。
詳しくは田中美術館HPへどうぞ。
美術館の正面に「田中苑」(でんちゅうえん)という
日本庭園が設えてあり、ちょうど雨上がりのしっとりとした
木々が心地良かったです。
たぶんさつきのシーズンはきれいだと思いました。