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室内楽の愉しみ

ピアニストで作曲・編曲家の中山育美の音楽活動&ジャンルを超えた音楽フォーラム

熱海行き~其の四・三島ランチ~

2014-06-08 04:21:00 | 日記
昨年の夏、山形の友人・裕美ちゃんと訪れたヴァンジ彫刻美術館のレストランがとても良かったので、そこで是非ランチをしたいと思って、熱海から山越えをしました。くねくね山越えの道、里山風景、無料の高速道路などを通って、到着。

   クレマチスの丘です。

   


   


様々なテッセンが咲き誇っていました。美術館は広い屋外をかなり歩くスタイルなので諦めて、とりあえずランチ。


   

   オシャレな紙タオル。


   

   珍しい野菜が多い『窯焼き野菜』


   他に二色のピザも戴いたのですが、写真を忘れてしまったようです。


   そしてアイスクリーム。Wにして2種類ずつ取りました。

   

   ピスタチオ&ココナツ


   

   ヘーゼルナッツ&ラムレーズン


   

   イチゴ&ココナツ


   ミュージアム・ショップ

   



   出口でレストランのスタッフに会ったら、家族写真を撮って下さいました。

   


   
東京、そしてたぶん横浜も、とても暑い日だったようですが、熱海と三島はさほどでもなく、快適な日でした。

   



今回の旅は、演奏あり、ゆったり温泉旅館あり、奇跡の想い出探しあり、両親共まあまあ機嫌良く、良いことづくめだったのですが、最後にやっちまいました・・。西湘バイパスで覆面パトカーに捕まりました。スピードオーバーです。「良いことずくめで、調子に乗ってたなー」と、意外にも素直に反省しました。せっかく両親を喜ばせられたと思ったのに、ミソを付けてしまいました。やっぱし、しょーがない”お調子者”なんだなー。









熱海行き~其の三・想い出探し~

2014-06-08 02:56:26 | 日記
《熱海》といえば、母にとって特別な想い出の地です。

母が物心つく頃に別荘が建てられ、夏休みや冬休みを丸々過ごした想い出があるのです。

これは、母だけでなく、母の兄弟姉妹、全員にとって、戦前、戦中、終戦翌年に祖父が亡くなるまでの、裕福で幸せだった時代の象徴でもありました。伯父や伯母たちの口からも、ずいぶん「熱海の家でね」「熱海ではね・・」と聞いたものです。

残念ながら、戦後のドサクサの中で手放さなくてはならなくなったのですが、疎開して、終戦を迎えた母にとって、熱海は、私には想像できない程の特別なものがあるようです。

・・という事で、今回の熱海行きで、私はその場所を母と訪れてみたいと思っていました。その為に、電車でなく車で来た訳です。


しかもその家があった、通称《牡丹台》と呼ばれた場所は、起雲閣や旅館からも近いエリアだったので、チェックアウトすると、すぐにそちらへ向かいました。


海蔵寺を過ぎて、水口園の左側の急坂。

   

車で、一通の、この三叉路の左側を登って行って、ぐるっと廻りましたが、母の記憶と一致するものが見つからず、右側の坂を下って戻り、より詳しく納得がいくまで探索するために、水口園の閉ざされた門のスペースに車を停め、父を待たせて、徒歩で坂を再び登りました。

   


月曜日のお昼近くで、あまり人通りも無いのですが、たまたま通りかかった方にお尋ねすると、皆さんとても親切で、心にゆとりのある方ばかりでした。母の記憶にある《唐笠さん》を手がかりに、三番目にお尋ねした方が《唐笠さん》をご存知で、教わった道を進んだのですが、途中で入るべきだった道がわからなくなって、道を戻りかけて、横道に入ったりして、別のご親切な方に出会いました。

やはり《唐笠さん》をご存知の方で、そこまで一緒に行って下さいました。

   

こうして、やっと《唐笠さん》が分かりました。


   


「一軒分の空き地の向こうが旧・國頭家だった筈」と母が言うので、そのご親切な方、横山さんは「それなら別の道から行った方が良いのでこっちです」と、そのまま案内して下さいました。

  
   

   車が入れない細い道の、突き当たりのように見える所へ向かい・・


   

   右に曲がると、今まで見えなかった家々が建っていました。



   

   「有ったわ」と、途中から走り出す母。


   「ここだわ。変わってないわ。」

   


   


   現在の所有者はお留守で、なんと偶然、このご親切な横山さんは、鍵を預かるほど親しい方だったのです。


   


   「もう壊されて無いかもしれないと思って来たのに、殆どそのままで嬉しいわー」と感激する母と、一緒に喜んで下さる横山さん。

   


ご門の塀は作り直されているようだけれど、屋根は変わっていないと云う。

   


   

   塀の上に手を伸ばして、失礼な行為ですが、お玄関を撮らせて頂きました。


   そこから見える景色。

   


   



   懐かしさいっぱいの家。

   


   いくつもの奇跡が重なって、とうとう想い出の地に行き着く事ができました。


   連絡先を伺って、何度も何度もお礼を申し上げてお別れしました。

   


   


   予想外に時間がかかり、車で待つ父に途中電話を入れたものの、ずいぶん心配させてしまいましたが、目的地に行き着くことができた話をしたら、一緒に喜んでくれました。


   ラッキーな出会いと、家が変わらずに立っていて感激と、溢れ出る想い出に包まれながら、三島方面へロングドライブに向かいました。
   




   
   

   



熱海行き~其の二・豪華温泉旅館~

2014-06-08 00:58:22 | 日記
起雲閣からほど近い(直線だと200mの距離)の温泉旅館・新かどやを紹介して頂いて泊まりました。


   


   主寝室、部屋付き露天風呂へ続くお部屋の他に、もう一間ある”スイート”です。


   


   


   


   


   


   


   


   


   


   


   眺めが素晴らしいです。

   


   


   

   『土牛』って、あの奥村土牛さんでしょうか?

   お食事も豪華でした。

   


   


   


   


   


   


   大浴場の温泉の他に、屋上の露天風呂、そしてお部屋付きの露天風呂があり、堪能しました。

   


   


   


   
   朝食も豪華。

   

   「こんなに食べられない」と言いながら、けっこう平らげる不思議。



   朝の露天風呂も楽しみました。

   


   
   

   
   一週間前に60回目の結婚記念日を迎えた二人。これからも元気で頼みます。

   


   ちょっぴり親孝行の真似事ができました。