室内楽の愉しみ

ピアニストで作曲・編曲家の中山育美の音楽活動&ジャンルを超えた音楽フォーラム

熱海行き~其の一・起雲閣~

2014-06-07 10:35:51 | 日記
バイオリニストの友人・井上直子さんと、チェリストの多賀谷志野さんと、熱海でコンサートがあって、泊まりがけ家族旅行を兼ねて行かせて頂きました。


   場所は、起雲閣。早く着いたので、ゲネプロの前に見せて頂きました。

   


   ”海運王” 内田信也が別荘として大正8年に日本の伝統美を活かして建てた起雲閣。昭和4年に”鉄道王”根津嘉一郎が洋館を建て、20トンの巨石を運び、庭園を整え、昭和22年からは旅館となり、志賀直哉、太宰治、山本有三、坪内逍遙、尾崎紅葉などの文豪に愛されるましたが、15年前からは熱海市の管理となり、貴重な文化財として一般に公開されています。


   

   素晴らしい庭園の周りをぐるっと一周、建物と回廊が囲んでいます。


   


   


   


   


   


   


   


   


   


   


   


   レリーフやステンドグラス、タイル、屋根瓦など、細部に至るまで贅を尽くされ『本物』です。

   


   


   


   


   


   文豪がお気に入りだった客室。

   


   


   


   


   


   お池にスゴイ鯉たち。

   


   


   



   すっかり堪能して、到着したメンバーとゲネプロ。

   


   庭園に面した音楽サロン。

   


   ピアノはベーゼンドルファです。

   

   とても良いピアノで、幸せな気分でした。



   本番中の写真はないです。

   本番後。

   


   


   


   
   日本自生のアジサイが沢山、展示されていました。

   

   華奢で繊細な可愛らしいアジサイです。


   


   


   


   


   
   

   


   素敵な庭園を眺めながら、とても響きの良い、文化的な香りの環境で、気持ち良く演奏させて頂きました。

   いらして下さった皆さま、ご準備いただいたスタッフの皆さま、ありがとうございました。