長岡育英センター・ブログ

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簡単なのに難しいものなーんだ?

2005-03-04 22:18:20 | 川上のひとりごと日記
1時間半、4曲の歌を歌い続けた音楽教室でした。

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みんなヘトヘトで帰ったと思いますが、きょうの音楽教室は、
予定変更で4曲の歌を中心に練習をしました。

わたし自身も以前から言ってますが、一見すると簡単そうな
作りの曲ほど、歌うのにはとても難しいというのが、きょうは
身にしみてよくわかりました。


なぜ「簡単」な曲なのに「難しい」のか?まるで古代のなぞなぞの
ようです。しかし、その答えは「簡単」です。

それは、シンプルな曲というのは、無駄がないからです。

歌の音にも、ピアノの伴奏の音にも、無駄な音がないのです。
無駄な音がないということは、楽譜にない音はひどく目立ちます。
つまり、音程が違えば目立つし、ブレスの雑な歌い方は目立つし、
伴奏のミスタッチも目立ちます。

だから、テンポの遅い、音符の数の少ない曲は一見簡単なのですが、
音楽として作り上げるには、とても難しいのです。

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子ども達に聞きました。「4曲のうちどれが難しい?」と里絵先生が
訊ねると、その答えは、ほぼ全員が「赤とんぼ」と。

どれだけシンプルな曲かというと、小節数は頭から終わりまででたった
12小節。うち前奏が4小節。歌の部分が8小節。1番の歌詞の音節数は
26音節。音符の数は31。それを4回繰り返すだけです。

歌の部分だけだと、1番から4番までだってたったの32小節。
31の音を歌えばいいだけです。簡単そうでしょう?たくさんのことは
一見必要なさそうに見えます。ところが、この歌ってのがことによると
百マス計算よりも難しいのです。いや、間違いなく難しい。

これが、誰がやってもどうやっても答えが一通りしかないという算数とは
はっきり違うところです。

このたった31音を完璧に歌うのが、百マスよりも難しいのは、
歌は頭で考えるだけでは出来ないからではないでしょうか。あたかも
スポーツをやるように、歌は全身のあらゆる部分を同時に使わないと
いけないのです。「体で覚える」ということが、歌には必要なのでは
はないでしょうか。

姿勢を保ち、息継ぎ、音程に気を付け、指揮者を目で追い、周りの歌を
聞いて、ピアノも聞いて、強弱を付けて、口も開いて…。
これ、全部を一人ひとりがやらなくてはいけないのです。

大人でもとっても体力を使いますから、子ども達が体力を使うのも
よくわかります。きょうの音楽教室のみんなも、本当によく頑張って
いました。

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きょうのお迎えの際にもお知らせしましたが、来週水曜日には、
合奏練習を集中的に行う臨時の音楽教室を開きます。会場は
希望が丘保育園です。極力全員の参加をお願いいたします。
また、お迎えも18時以降に保育園へおいでください。

御協力お願いします。


また月曜日には、育英センターで歌の練習をもう一回行います。
こちらは可能な方のみとします。チャレンジコースの方で参加
出来る方はよろしくお願いいたします。時間は18時までの
予定です。

発表会まであと9日。精一杯がんばりましょう。

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ガンバロウ長岡!!!
 ガンバロウ育英!!!
by 川上

音楽教室は最終です

2005-03-04 11:44:23 | 育英センター情報
金曜日は音楽教室の日です。

保育園の音楽発表会出演に向けての、最後の練習です。
来週はもう市立劇場大ホールでのリハーサルを行うため、
いつもの保育園体育館での練習はきょうが最後になるのです。

来週のリハーサルは30分ほどしか時間がないため、繰り返し
納得いくまで練習ができるのはきょうだけです。

みんなで心を一つにして練習しましょう。

歌の練習も大詰めですが、まだ歌詞を覚え切れていない人も
いるかもしれません。歌の世界を心にイメージして、心のこもった
合唱になるようにしましょう。

上手に歌うことや、かっこつけて歌うことが目標ではありません。
「心が伝わる、心に届く歌」を目標に、どうしたら心が響くのか、
一人ひとりが考えていきたいですね。


さて、今回のテーマは「ふるさとのうた」。

わたしたちの歌うふるさとの歌は、ふるさと越後、ふるさと日本の
情景を描いた、みんなの耳におなじみの歌ばかりです。

昔から親しまれてきた優しい歌は、全ての世代に受け入れられる歌、
そして誰もが口ずさむことができる歌です。そして、歌は、その歌を
教えてもらい歌った頃の子どもだった日々を想い出させてくれます。
そのころの情景が目に浮かぶのです。



今回歌う4曲で、川上が一番好きな歌は「赤とんぼ」。

それぞれのみなさんのふるさとが思い出せるような、心のこもった歌に
していきたいです。

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ガンバロウ長岡!!!
 ガンバロウ育英!!!
by 川上